・冬の絵本

2010年3月 1日 (月)

『雪の結晶ノート』

ちょっと季節はずれになってしまいましたが、図書館の新着本で素敵な写真科学絵本に出合いました。

雪の結晶ノート Book 雪の結晶ノート

著者:マーク カッシーノ,ジョン ネルソン
販売元:あすなろ書房
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雪の結晶はどうしてできるのかということを、解説と美しい雪の結晶写真で綴っています。

ひとつとして同じ形のない、数々の美しい雪の顕微鏡写真にうっとりしつつ、新たな知識を得られるお得な科学絵本です。

おはなし会にも使えそうには思いますが、点で描かれている実際の雪の大きさがわかりづらいかも。高学年あたりからのブックトークにお薦めだと思います。

また、以前には雪の結晶写真絵本『きらきら』も紹介しています。記事へ。

きらきら Book きらきら

著者:吉田 六郎,谷川 俊太郎
販売元:アリス館
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2009年1月27日 (火)

『てぶくろ』

よく読まれている絵本なのでご存知の方も多いかと思いますが、息子たちが4歳くらいの頃大好きだった冬の楽しい昔話絵本を紹介します。

てぶくろ―ウクライナ民話 (世界傑作絵本シリーズ―ロシアの絵本) Book てぶくろ―ウクライナ民話 (世界傑作絵本シリーズ―ロシアの絵本)

著者:エウゲーニー・M・ラチョフ,うちだ りさこ
販売元:福音館書店
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雪が降りしきる森の中でおじいさんが手袋(五本指のではなく、親指だけが分かれているミトン)を片方落として行きました。そこへ、くいしんぼねずみがやってきて手袋の中で暮らすことにしました。ぴょんぴょんがえるはやあしうさぎおしゃれぎつねはいいろおおかみなど大きさの違う動物が次々とやってきて、自分たちも暮らしたいといいます。手袋の中は満員です。でもさらに、きばもちいのししのっそりぐまがやってきて・・・・。

小さな手袋にこんなにたくさんの動物が入るわけがないのに、絵を見るとごく自然に収まっているんですよね。また一場面ごとに手袋の家が少しずつ変化していく楽しさ(ムカシ子どもに読み聞かせしていた時は気がつかず、今回絵本をじっくり眺めていて初めて気がついた発見もありました!手袋から出ている細い煙突とか、入り口の呼び鈴とか)。画家の技量と想像力のすばらしさを感じます。まさに絵で物語を語る絵本という感じです。ラストの急展開も子供の心をぐっと捉えるのではないかと思います。

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2009年1月15日 (木)

『ゆきのひ』"THE SNOWY DAY"

年始にブックオフに立ち寄ったら、新品同様の『ゆきのひ』の英語版(ペーパーバック)が105円で購入できました。今年一番のお得な買い物でした。季節的にぴったりな絵本なので紹介しておきます。

The Snowy Day (Picture Puffin) Book The Snowy Day (Picture Puffin)

著者:Ezra Jack Keats
販売元:Puffin
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(YL1くらい およそ317語)

日本語版はこちら↓。

ゆきのひ (偕成社の新訳えほん―キーツの絵本) Book ゆきのひ (偕成社の新訳えほん―キーツの絵本)

著者:エズラ=ジャック=キーツ,きじま はじめ
販売元:偕成社
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ピーターが朝起きたら一面の銀世界。ピーターはマントを着て外に出て、新雪に足跡をつけたり、棒で枝に付いた雪を落としたり、自分の体で天使の形を雪の上につけたり、思いっきり「特別な日」を楽しみます・・・。

雪国の人には当たり前でこんな遊びをしないのかもしれませんが、めったに雪が降らない地方では朝起きて一面銀世界だったら、その日はもう特別な日で、寒さなど気にならず雪の上に長靴を足跡をつけたり雪合戦したり雪だるまを作ったり・・・だれでもそんな経験はあるのではないかと思います。キーツは切り抜き水彩絵の具コラージュなどの手法を使って、穏やかな雪の朝と雪と戯れる子どもの様子を鮮やかに描いています。

キーツはこの絵本で1963年にコルデコット賞を受賞しています。また、ホーンブック誌によると、『The Snowy Day』は「黒人の男の子が主人公となった初めてのフルカラーの絵本」なのだそうです。

(日本語版も図書館で借りてきたのですが、比べてみると印刷の色の具合が微妙に違います。全体に日本語版の方が色鮮やかでコラージュの素材の感じなども日本語版の方がよくわかります。)

幼稚園年長あたりから小学校低学年あたりまでの読み聞かせ(おはなし会)にもよいのではないかと思います。雪の朝を経験したことのある子どもにはとても馴染みやすい話しで、また、いろんな手法を凝らした色鮮やかな絵本はとても魅力的だと思います。

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2009年1月12日 (月)

写真絵本『きらきら』

少し前に新聞で紹介されていたので、図書館で借りてきました。雪の結晶の写真絵本です。

きらきら  /谷川俊太郎/文 吉田六郎/写真 [本] きらきら /谷川俊太郎/文 吉田六郎/写真 [本]
販売元:セブンアンドワイ ヤフー店
セブンアンドワイ ヤフー店で詳細を確認する

文句なくその美しさに魅了されました。ひとつとして同じものがない雪の結晶顕微鏡撮影したものです。自然の作り出す形の美しさ、光の当たり具合によって微妙に変わるその輝き・・・、その神秘さに心が洗われる思いがしました。美しい雪の結晶の写真から生み出された谷川俊太郎氏の言葉もとても素敵です。ずっと繰り返し眺めていたいと感じる絵本です。

子供は雪のひとつひとつがこんな綺麗な形をしていると知ったらびっくりでしょうね! 幼児から大人までお薦めの絵本です。お話会などでも年齢に関係なく読める絵本なのではないでしょうか。価格も手ごろ(本体価格1,000円)だし、プレゼントにもよいかと思います。

撮影された吉田六郎氏(科学映画監督・写真家 1919~1995年)は、雪の結晶の仕組みを世界で最初に解き明かした中谷宇吉郎なかや・うきちろう博士との出会いにより、雪の美しさのとりこになり、生涯をかけて雪の結晶の撮影に取り組まれたそうです。この本の写真も全て、大雪山のふもとに降った雪をひとひらひとひら受けとめ、凍えるような寒さの中で顕微鏡撮影されたものだそうです。

同時にCDブック↓も発売されているようです。(追記:CDブックの方を買い求めたのですが、雪をテーマにした曲(歌付き)が6曲と、この「きらきら」の谷川さんの詩に曲をつけたもの1曲とその伴奏のみ1曲の計8曲が入ってました。わたしは歌付きとは思っていなかったので、ちょっとがっかり。でも小さいお子さんと楽しむなら、歌つきのCDも悪くないですね。写真絵本の中身は同じなのですが、アフィリの画像からも判るように表紙画像は違います。)

きらきら Book きらきら

著者:吉田 六郎,谷川 俊太郎
販売元:アリス館
Amazon.co.jpで詳細を確認する

また、同じく雪の美しさに魅せられたウィルソン・ベントレーの生涯を描いた絵本『雪の写真家 ベントレー』について07年2月に記事を書いています。興味があればぜひお読みください。過去記事『雪の写真家 ベントレー』へ。

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2008年2月 2日 (土)

冬のおすすめ科学絵本

昨日は星座の科学絵本を紹介しましたが、今日も冬のおすすめの科学絵本を紹介します。4歳くらいから低学年あたりのお子さんにお薦めですが、オトナにも驚きや発見がいっぱいの科学絵本です。

ふゆめ がっしょうだん (かがくのとも傑作集) Book ふゆめ がっしょうだん (かがくのとも傑作集)

著者:冨成 忠夫,茂木 透,長 新太
販売元:福音館書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

内容は以前の記事へ。

■『ゆげ』 かがくのとも特製版  大沼鉄郎/文 小川忠博/写真 福音館書店

表紙画像や内容はこちらこちらのサイトでご覧になれます。

さまざまな湯気をとらえた白黒写真がズラリ。一見地味な絵本なのですが、お話会で読んだらとても興味を持って聞いてくれましたよ。残念ながら絶版となっているので、図書館などで探してみてください。

しもばしら (かがくのとも傑作集―どきどき・しぜん) Book しもばしら (かがくのとも傑作集―どきどき・しぜん)

著者:野坂 勇作
販売元:福音館書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

詳細は忘れてしまった^_^;のですが、少し前の県民便りに県立図書館の司書の方のおすすめ絵本として掲載されていました。内容などは絵本ナビへ。

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2008年2月 1日 (金)

『リボンのかたちのふゆのせいざオリオン』

今夜はとても星が綺麗でした・・・。幼稚園~低学年あたりのお子さんにお薦めの星座の絵本を紹介します。

『リボンのかたちのふゆのせいざ オリオン』 かがくのとも傑作集 八板康麿:写真と文 杉浦範茂:絵と構成 福音館書店 

  表紙の画像はこちら

日が暮れて東の空から上ってきた星を線で結んで見ると・・・リボンの形に。オリオン座をリボンの形に見立てているので、園児にも理解しやすいです。夕焼けや星雲の写真も美しく、夜空に親しむきっかけになる写真絵本です。残念ながら現在絶版なので、図書館などで探してみてください。読んだあとはぜひ親子で夜空をウォッチングしてくださいね。科学の絵本は、読んだあとにフィールドに出てこそ完結するのです。

小学校の読み聞かせ(低学年)でも、好評でしたよ。2分半ほどで読めるのも魅力です。

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2008年1月31日 (木)

鬼の絵本

節分が近いということで、昨日は『落語絵本おにのめん』を紹介しましたが、今日は今までにこのブログで紹介した鬼が登場する絵本をまとめておきます。絵本の内容はそれぞれの記事へリンクを張っておきますので、そちらでご覧ください。

あかたろうの1.2.3の3.4.5 (おにのこあかたろうのほん 1) Book あかたろうの1.2.3の3.4.5 (おにのこあかたろうのほん 1)

著者:北山 葉子
販売元:偕成社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

内容はこちらの記事へ。

ドオン! (日本傑作絵本シリーズ) Book ドオン! (日本傑作絵本シリーズ)

著者:長 新太,山下 洋輔
販売元:福音館書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

内容はこちらの記事へ。

Book ゼラルダと人喰い鬼 (評論社の児童図書館・絵本の部屋)

著者:トミー・ウンゲラー
販売元:評論社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

内容はこちらの記事へ。

じごくのそうべえ―桂米朝・上方落語・地獄八景より (童心社の絵本) Book じごくのそうべえ―桂米朝・上方落語・地獄八景より (童心社の絵本)

著者:田島 征彦
販売元:童心社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

内容は こちらの記事へ。

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2008年1月30日 (水)

『落語絵本おにのめん』

節分が近づいてきたので、鬼にまつわる絵本を紹介します。

おにのめん (落語絵本) Book おにのめん (落語絵本)

著者:川端 誠
販売元:クレヨンハウス
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荒物問屋に奉公しているお春は、時折り母親そっくりの面を見て、母を思い寂しさを紛らわせていました。暮れも迫ったある日、この様子を見ていた若旦那がちょっとしたいたずら心でその面を鬼の面と取り替えてしまったから、さあ、大変・・・。お母さんの身に何かがあったにちがいないと思い込んだお春は・・・・・。

川端さんの落語絵本シリーズ第5弾は、落語ではまず登場しない女の子が主人公のお噺です。この噺は、99年の「桂文我・桂梅団治二人会」で梅団治さんが演じたネタを元に川端さんが作られたものだそうです。ほのぼのとしたいい噺ですし、オチもなかなか(^。^) 

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2008年1月18日 (金)

『もちづきくん』

先日、本屋で見かけた絵本です。長野ヒデ子さんの絵に、中川ひろたかさんの文、これは楽しそう~と目が留まりました。忘れないうちにブログにメモっておこうと思っていたのに、すっかり日が経ってしまいましたが・・・これ以上忘れないようにメモっておきます^_^;

もちづきくん Book もちづきくん

著者:長野 ヒデ子,中川 ひろたか
販売元:ひさかたチャイルド
Amazon.co.jpで詳細を確認する

おもちつきの名人・もちづきくんが、お正月前にお餅をつきに出前に出かけまーす。お餅はどうやってできるのかがよくわかります。つきあがったお餅がぐーんと伸びるしかけ絵本のページもあって楽しいです。

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2007年12月29日 (土)

『マッチうりの女の子』

大晦日が近づいてきましたが、大晦日の外国のお話といえばアンデルセンの童話「マッチうりの少女」が有名ですね。

Book マッチうりの女の子

著者:スベン オットー,ハンス・クリスチャン アンデルセン
販売元:童話館
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有名な話なのでいろんな絵本が出ているようですが、この絵本は格調の高さでダントツだと思います。

本の表紙画像はbk1でご覧ください。この表紙をめくると群青色の見返しに流れ星がひとつ(話のラストに関係あり)。さらに中表紙をめくると映像のような情感たっぷりの美しい絵が続きます。しかもこの絵はページ見開き状態で左側3分の2だけを絵に使い、残り3分の1は白い余白にし、下半分ほどに文章を入れていて、これがなかなか効果的です。

とても切ないお話ですが、アンデルセンと同じ国(デンマーク)の画家、スベン・オットーが描いた『マッチうりの女の子』をぜひ味わってみてください。

(「マッチうりの少女」は有名なお話ではありますが、後半は少女の想像上の出来事で小さいお子さんには理解しにくい話だと思います。読んであげるにしても小学校低学年あたりからがよいのではないかと思います。)

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