・笑える(絵)本

2009年11月10日 (火)

『もっとおおきなたいほうを』

久しぶりに絵本の紹介をします。 「こどものとも」2003年11月号として出版され、とても人気にあった絵本がようやくハードカバー化されました。

もっとおおきな たいほうを (こどものとも絵本) Book もっとおおきな たいほうを (こどものとも絵本)

著者:二見正直
販売元:福音館書店
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大砲が大好きで打ちたくて仕方なかった王様と、キツネが大砲の大きさを競い合うおはなし。ページをめくるたびにどんどん大砲が大きくなっていく楽しさ・・・。さらに争いはエスカレートし・・・。オチも面白いし、楽しんで読んでいるうちに、争うことの愚かさも子供にも伝わるはず・・・。

争っている最中の王様やキツネの表情も楽しいです。キツネの大砲の下にはオチのヒントとなるあるものが描かれてます。絵本なので、表紙から裏表紙まで「読む」ところがいっぱい。全部読んで完結です。

以前、小学校の昼休みの読み聞かせ(主に低学年対象)で読んだことがありますが、とても好評でした。季節に関係なく読める絵本なので、読み聞かせの活動などなさっている方は1冊持っておいて損のない絵本だと思います。

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2009年7月 3日 (金)

『めでたし めでたしからはじまる絵本』

久しぶりに笑える絵本に出合いました。

めでたしめでたしからはじまる絵本 Book めでたしめでたしからはじまる絵本

著者:デイヴィッド ラロシェル
販売元:あすなろ書房
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原書のタイトルは"THE END"。1ページ目で「騎士とお姫様は結婚して、すえながく幸せにくらしましたとさ」と、おはなしが終わっているんです。で、「どうして、ふたりが結婚して、すえながく幸せにくらすことになったのかというと・・・」という風に次のページへと繋がり、ページをめくれば思わぬ展開! 昔話を、おしまいからさかのぼるパロディ絵本です。

昔話の元ネタがわかっていればもっと楽しめるのかともうのですが、残念ながら全部はわかりません。それでも、想像のつかない展開はかなりショーゲキ。中学生の次男は声を出して大笑いしていましたし、高校生の長男はにやっと笑いながら読んでいました。

小学生向けのおはなし会などではたぶんウケルと思います。ただし、2度目に読むと1度目に感じたほどの面白さは感じないような・・・。まあ、一度は読んでみて損はないかなって感じです。

2007年度ゴールデン・カイト賞絵本部門銀賞受賞作だそうです。

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2009年4月 4日 (土)

『だるまさんの』

昨日書店で、立ち読みして思わず笑ってしまった絵本です。

だるまさんの (かがくいひろしのファーストブック) Book だるまさんの (かがくいひろしのファーストブック)

著者:かがくい ひろし
販売元:ブロンズ新社
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だるまさんの体のある部分が描かれている、赤ちゃん向け絵本のようなのですが、大人が読んでも十分に楽しい! 中学生の次男にもウケテいました。 幼稚園や低学年向けのおはなし会の導入などに読んでみるのもいいかも。

同じシリーズであと2作品も読みましたが、わたしはこの『だるまさんの』(シリーズ2作目)が、一番楽しめました。

だるまさんが Book だるまさんが

著者:かがくい ひろし
販売元:ブロンズ新社
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これがシリーズ1作目のようです。

      *

だるまさんと〈3〉 (かがくいひろしのファーストブック 3) Book だるまさんと〈3〉 (かがくいひろしのファーストブック 3)

著者:かがくい ひろし
販売元:ブロンズ新社
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こちらがシリーズ3作目。

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2008年8月18日 (月)

『むかでのいしゃむかえ』

先日食卓で食事をしていたら、足にちくっと痛みが・・・。なんだろうと見てみたら、なんと左足の指の上に4センチほどのムカデが・・・! すぐに足を洗ったからかそれとも刺されていなかったのかその後足が腫れるという事はなかったのですが、室内でムカデの攻撃にあうとは・・・やっぱり田舎だわ(>_<) 

そんな騒動の中、ふと思い出したのがこの民話絵本です。

むかでのいしゃむかえ (幼児絵本シリーズ) Book むかでのいしゃむかえ (幼児絵本シリーズ)

著者:飯野 和好
販売元:福音館書店
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むかーし、庄屋のかまきりべえの家で、虫たちが飲んだり食べたりしていると、バッタのとくさんが急に腹痛を起こして大変な苦しみよう。誰が一番早くお医者さんを呼びにいけるかみんなで考えたところ、足がたくさんあるムカデのたへいさんに白羽の矢がたったのですが・・・・。

昔話といっても落語のような雰囲気のある絵本です。虫たちもなぜかちょんまげや髪結い姿で、ムカデのたへいさんもどこかとぼけた味わいがあって憎めません。オチもとっても笑えます。元は「こどものとも」年少版(1996年10月号)ですので、4歳くらいのお子さんから楽しめると思います。飯野さんの絵はちょっとキョーレツなので最初は苦手に思われるかもしれませんが、読んでいるうちにだんだん好きになってくるんですよね。絵にインパクトがあるので、お話会などの読み聞かせ(幼稚園・低学年あたり)に使うのもいいかもしれません。

今夜も虫の音がいろいろ聞こえています。どこかで虫の宴会が行われているのかもしれませんね(笑)・・・。

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2007年11月28日 (水)

『とのさまサンタ』

クリスマスまであと1ヶ月を切りましたね。クリスチャンではないのですが、街中クリスマスモードだと、なんだか乗せられてしまうような・・・^_^; 絵本もクリスマスものはいっぱいありますが、中でもかなり楽しかったと記憶のある絵本を紹介しておきます。

とのさまサンタ Book とのさまサンタ

著者:長野 ヒデ子,本田 カヨ子
販売元:リブリオ出版
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遊ぶことが大好きな殿様が外国のお客さんからクリスマスの本をもらい、初めてサンタクロースのことを知ります。クリスマスイブの日にサンタクロースを迎えるべく、家来にあれこれ指示をして、お城中てんやわんや・・・・。さて、お城にサンタクロースはやってきたのでしょうか・・・(笑)??

表紙の絵からして、ちょんまげの殿様がサンタの衣装を着てなぜか唐草模様の袋を持っているという・・・かなり笑える状況で、この絵本のコメディぶりがわかるかと思います。笑えるクリスマス絵本としては、イチオシではないでしょうか。

お話会などにも幼稚園・低学年には使えると思います。でも、こういう季節ものの絵本は図書館などで借りようと思うと、一時に集中するのでなかなか難しいですね。そして、読み聞かせボランティアがオススメ絵本を借りてしまうので、本来絵本を楽しむべき子供が借りられないという事態も起きていると思います。図書館は季節ものの絵本の貸し出し期間を短くするなどという処置をとってもいいのではと思いますが、読み聞かせボランティアの方はグループで絵本を購入するなどして、オトナが絵本を独占することのないようにしてほしいなとも思います・・・。

今までにこのブログで紹介したクリスマス絵本は「クリスマスの絵本」のカテゴリーへ。

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2007年11月 7日 (水)

『わにのスワニー』

楽器の絵本の紹介が続きましたので、今日は一休みして、楽しい絵本をご紹介します。「笑える絵本」を検索してこのブログに来てくださる方も多いのですが、これも子供さんが幼稚園から低学年あたりなら、かなり笑えるんじゃないでしょうか。

わにのスワニー しまぶくろさんとあそぶの巻 (dandan books) Book わにのスワニー しまぶくろさんとあそぶの巻 (dandan books)

著者:あべ 弘士,中川 ひろたか
販売元:講談社
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わにのスワニー〈2〉しまぶくろさんといわだぬきくんの巻 (dandan books) Book わにのスワニー〈2〉しまぶくろさんといわだぬきくんの巻 (dandan books)

著者:あべ 弘士,中川 ひろたか
販売元:講談社
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わにのスワニー〈3〉しまぶくろさんのたんじょうパーティーの巻 (dandan books) Book わにのスワニー〈3〉しまぶくろさんのたんじょうパーティーの巻 (dandan books)

著者:あべ 弘士,中川 ひろたか
販売元:講談社
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もうめちゃくちゃ可笑しいです。
ワニとシマフクロウという取り合わせもミョーだけれど、スワニーの隣に住むしまぶくろさんがかなり困った方で、でも憎めなくて、この二人のやり取りがとても楽しいです。

見開きには4コマ漫画があり、お話のあとの二人それぞれの日記も楽しくて、絵本だからといって子どもだけに読ませておくのはもったいない!

(・・・と、この絵本の紹介記事を書いたのは、次男がまだ低学年の頃(HPの「ワニの絵本」にて紹介)。一緒に読んでかなり笑ったのですが、その後数年経って読んでみると以前ほど笑えませんでした^_^; やっぱり絵本にも出会うべき時期があるというか、一緒に笑ってくれる子供が横で聞いているから大人も一緒に楽しめるんでしょうね・・・。子供さんが小さいうちにぜひ絵本を一緒に楽しんでくださいね。)

こんな絵本も出ているようです。

わにのスワニー なぞなぞえほん どんなもんだい!の巻 Book わにのスワニー なぞなぞえほん どんなもんだい!の巻

著者:中川 ひろたか,あべ 弘士
販売元:講談社
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2007年9月24日 (月)

『だじゃれレストラン』

『だじゃれどうぶつえん』シリーズのことばあそび絵本の第4弾が出ているのを書店で見つけました。タイトルは『だじゃれレストラン』。おなじみの料理名などが、ダジャレになって、笑わせてくれます。書店で立ち読みしながら、くすくす笑ってしまいました。(表紙の画像は「シェーフ!」というシーンです。) 気になる方はぜひ読んでみてくださいね。

だじゃれレストラン Book だじゃれレストラン

著者:中川 ひろたか
販売元:絵本館
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このシリーズのほかの絵本は

だじゃれどうぶつえん Book だじゃれどうぶつえん

著者:中川 ひろたか,高畠 純
販売元:絵本館
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だじゃれすいぞくかん Book だじゃれすいぞくかん

著者:中川 ひろたか,高畠 純
販売元:絵本館
Amazon.co.jpで詳細を確認する

だじゃれしょくぶつえん Book だじゃれしょくぶつえん

著者:中川 ひろたか,高畠 純
販売元:絵本館
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です。内容は昨年、おすすめ「笑える絵本」2として、記事に書いていますので、そちらを読んでください。

☆「発掘」された記録から掲載を始めた「おやすみ前の絵本」ですが、03年10月分が終わりました。今までの記事と重複しているものもありますが、よかったらご覧になってくださいね。03年10月分の記事へ。

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2007年3月24日 (土)

『1・2・3』

ちょっと更新が滞っていましたが・・・、今日は3コマ漫画のような絵本を紹介します。ネッ友さんに「高学年の男の子向けの面白い絵本はないですか?」(塾での読み聞かせ)と質問されて思い出した絵本なのですが、女の子も大人も思わず笑ってしまう絵本です。

1(ワン)・2(ツー)・3(スリー) Book 1(ワン)・2(ツー)・3(スリー)

著者:中川 ひろたか,和田 誠
販売元:クレヨンハウス
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本の帯には「世界でいちばん短いコメディ映画のような絵本です。豪華十本立。」と書いてあります。そう、3ページでひとつの話が完結するんです(言葉はほとんどなく、絵を読む絵本です)。起承転結ならぬ「起承オチ」。ページをめくると意外な展開に、思わず笑ってしまいます。

月刊誌「クーヨン」に連載されていたものを本にまとめたからなのか、難点はオチのページと次の話の最初のページがめくったとたんに同時に見えてしまうページもあるというところ。お話会などに使われるときは、次の話のほうを白い紙などで隠しておくのもよいかもしれません。

ところで、この絵本、地元の図書館では、絵本ではなく一般書扱い。これでは子供が自分で見つけて読むことができないです、残念。子供が読んで不都合な点があるとは思えないのですが。本の分類の仕方で、本が読者に届くかどうかを左右するいい例かも・・・。

<小学校などで読み聞かせをされている方へ>  ↑でお話会に使えるというようなことを書きましたが、この絵本が学校での読み聞かせ向きかどうかはあまり自信がありません。が、こどもにウケル絵本であるとは思います。使い方次第でしょうか。

読み聞かせの導入や長いおはなし会なら気分転換にならいいのでは?と思うのですが、読書推進のための読み聞かせなら、笑える絵本ばかりでは考えもの。どうぞ選書は慎重に。そして、春休み中もいろんな絵本を読んで、ご自分のリストにストックしておいてくださいね。先日、次男(小5)が「教室にボランティアの人が読み聞かせに来てくれるのはいいんだけれど、高学年向けの本を読んでほしい。つまらない。」と言っていたのをふと思い出したものですから・・・。

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2007年2月17日 (土)

『おふろじゃ おふろじゃ バスタブ王ビドグッド』

久しぶりに笑える絵本を紹介します。どこで紹介されていたのか思い出せないのですが、タイトルと内容紹介に惹かれて図書館に予約をかけて、出合ったばかりの絵本です。

Book おふろじゃ おふろじゃ―バスタブ王ビドグッド

著者:ドン ウッド,オードリー ウッド
販売元:ブックローン出版
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  表紙の画像は洋書↓で。一部中身を閲覧できます。

King Bidgood's in the Bathtub Book King Bidgood's in the Bathtub

著者:Audrey Wood
販売元:Harcourt Childrens Books (J)
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    (コールデコット賞 オナーブック)

王様はお風呂が大好きで、なかなかお風呂から出てきません。騎士や王妃や公爵があの手この手で、王様をお風呂から出そうとするのですが・・・・。オチに!! そうか、この手があったかぁ・・・。

表紙の画像をみておわかりのように絵の重厚な雰囲気と、内容とのギャップも可笑しいです。格調高い雰囲気漂う絵の中に、こんな不思議でおかしな世界が広がっているなんて。絵も隅々まで楽しめます。

「お知恵拝借!お知恵拝借!」と助けを求める小姓に「それがしが!」と名乗りを上げる騎士。時代がかったセリフも面白いです。洋書の中身検索で見ると、小姓は"Help"と叫んでいるだけなんですけど、江國香織さんの訳が生きていますね。声に出して読むとさらに楽しい絵本だと思います。読んであげれば、4,5歳くらいから楽しめるのではないでしょうか。中学生の長男にも大ウケでしたよ。小さい子から大人まで楽しめる絵本だと思います。

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2007年1月27日 (土)

『どうぶつにふくをきせてはいけません』

『MOE』2007年1月号で、「今年一番愛された絵本」(愛読者が選んだ2006年絵本ベスト30)の12位に選ばれていました。インパクトのあるタイトルが気になって図書館で予約をしたら、ようやく借りることができました。

どうぶつにふくをきせてはいけません Book どうぶつにふくをきせてはいけません

著者:ロン バレット,ジュディ バレット
販売元:朔北社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

やまあらし、らくだ、へび、ねずみ・・・に服を着せると・・・どんなことになるか、皮肉交じりのユーモアたっぷりに描かれています。

わたしが一番笑ったのは、にわとりです。長男(中2)にウケテいたのは、キリン。次男(小5)は、どれも気に入ったようで大笑いしていました。

オチもなかなか。でも、小さい子にはちょっとわかりにくいかもしれませんね。日本語では「バツがわるい」と訳されているんですが、元の英語はどうなっているのか、ちょっと気になります。

日本では2005年12月の出版ですが、アメリカでは1970年に出版されたロングセラー絵本。作者の動物(ペット)愛護へのメッセージはわかりやすいですが、様々な人間のエゴを皮肉っているのかも・・・。

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