・落語絵本

2008年1月30日 (水)

『落語絵本おにのめん』

節分が近づいてきたので、鬼にまつわる絵本を紹介します。

おにのめん (落語絵本) Book おにのめん (落語絵本)

著者:川端 誠
販売元:クレヨンハウス
Amazon.co.jpで詳細を確認する

荒物問屋に奉公しているお春は、時折り母親そっくりの面を見て、母を思い寂しさを紛らわせていました。暮れも迫ったある日、この様子を見ていた若旦那がちょっとしたいたずら心でその面を鬼の面と取り替えてしまったから、さあ、大変・・・。お母さんの身に何かがあったにちがいないと思い込んだお春は・・・・・。

川端さんの落語絵本シリーズ第5弾は、落語ではまず登場しない女の子が主人公のお噺です。この噺は、99年の「桂文我・桂梅団治二人会」で梅団治さんが演じたネタを元に川端さんが作られたものだそうです。ほのぼのとしたいい噺ですし、オチもなかなか(^。^) 

★人気blogランキング(絵本部門)に参加しています。このブログの記事がお役に立ったら、紹介している絵本に興味を持たれたら、ぜひ応援クリックお願いします。→人気blogランキング

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年12月 2日 (日)

『落語絵本おおおかさばき』

川端誠の落語絵本シリーズ11作目。図書館の新着本コーナーにあったので読んでみました。

おおおかさばき―落語絵本11 Book おおおかさばき―落語絵本11

著者:川端 誠
販売元:クレヨンハウス
Amazon.co.jpで詳細を確認する

しらかべ町の左官の金太郎が、たてだいく町の大工・吉五郎の三両入った財布を拾い、吉五郎に届けに行ったものの、吉五郎は拾った金太郎のものだといい、金太郎はそんな大金受け取れないと意地の張り合い。収拾が付かず、二人の大家が奉行所に願い出て裁いてもらうことになり・・・・。

江戸の名奉行・大岡越前守の名裁きを題材にした落語「三方一両損」(または「一両損」)を元にした落語絵本。改題したのは、タイトルを「かな」にすると長すぎて表紙に収まりきらないのと、オチの前に一度でも多く、「おおおか」の言葉に馴染んでほしいからだそうです。駄洒落オチの楽しい噺です。

作者は「川端流落語絵本」をライフワークとしているというだけあって、場面展開や構成、ストーリーなどよく練られていると思います。(ページをめくれば一瞬で場面展開できる絵本って落語と相性がいいと改めて思いました。)落語と江戸の雰囲気を両方楽しめる絵本だと思います。難点は、大工と左官や二人の大家など絵で描くとどうしても似たような感じになり、違いがパッと見ただけではわかりにくい点でしょうか。でも、落語は(見た目は)普通の人を登場人物としている以上、他の落語絵本でもそういう面はあるかもしれませんね。

落語といえば、NHK連続テレビ小説「ちりとてちん」が盛り上がってきていますね。落語好きなわたしにはとても楽しみな番組です。15分のドラマで落語をそのまま演じるわけには行かないので、いろいろ工夫、演出されていて面白いです。登場人物の設定なども落語通にはピピッと来るよういろいろ仕組まれているようですよ。

座ったまま扇子や手ぬぐいなどわずかな小道具だけを使い、様々な人を演じ分ける落語って、ほんとにすごい芸だと思います。ドラマや絵本で落語の人気が高まり、落語番組が頻繁に放送されるなどもっと気軽に落語を楽しめるようになることを願っていまーす。

(今までに紹介した落語の絵本は、カテゴリー「落語絵本」でご覧いただけます。)

★人気blogランキング(絵本部門)に参加しています。このブログの記事がお役に立ったら、紹介している絵本に興味を持たれたら、ぜひ応援クリックお願いします。→人気blogランキング

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年1月 6日 (土)

『じごくのそうべえ』すごろく

冬休みもいよいよ最後ですね。週末は全国的に大荒れ。こちらも家から出たくないような風が吹き荒れています。

こんな寒い日には暖かい家の中で家族で、双六などはいかがですか? 結構盛り上がりますよ。 難しいゲームだとルールがわからない小さい子でも、双六は楽しめます。こうやって家族で遊んだ思い出って、大きくなってからとてもいいもんだと思います。一人でケータイゲームなどで遊んでいては味わえない楽しさです。

じごくのそうべえすごろく Book じごくのそうべえすごろく

著者:田島 征彦
販売元:童心社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

こちらは人気の絵本『じごくのそうべえ』のすごろくです。(やっぱり『じごくのそうべえ』を知っている方が楽しめるかとは思いますが・・・・。)息子たちが幼稚園の頃かな、ずいぶん楽しみました。

(もちろん、双六は買わなくても、カレンダーの裏などにその場で作って遊ぶというのもいいと思いますよ。)

『じごくのそうべえ』は、こんな絵本です。(わたしのHPに関西弁の絵本として紹介しているものを転載します)

じごくのそうべえ―桂米朝・上方落語・地獄八景より Book じごくのそうべえ―桂米朝・上方落語・地獄八景より

著者:田島 征彦
販売元:童心社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

あの世行きとなった軽業師のそうべえ、山伏のふっかい、歯抜き師のしかい、医者のちくあんは、閻魔大王に地獄行きを命ぜられる。が、人呑鬼(じんどんき)を歯抜けにして、体の中で大暴れするわ、熱湯地獄も針の山も何のその、地獄で4人力を合わせてやりたい放題。ついに地獄から追放となり・・・。

上方落語好きのわたしには、たまらない絵本です。
上方落語口調の文章、迫力ある絵、奇想天外なストーリー、子どもだけでなく大人もひきつける力十分!

そうべえごくらくへゆく Book そうべえごくらくへゆく

著者:田島 征彦
販売元:童心社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

そうべえシリーズ第2弾。
再び地獄へ落ちたそうべえ、ちくあん、ふっかいは、術を駆使して極楽へ。極楽でもやりたい放題。ついには、えんまさんとあみださんまでが踊り狂い・・・。

そうべえまっくろけのけ Book そうべえまっくろけのけ

著者:田島 征彦
販売元:童心社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

そうべえシリーズ第3弾。
そうべえとちくあん先生、今度はお月さまを慰めに空の上へ。なぜか山伏のふっかいもやってきて、3人で暗黒星雲をやっつける・・・。地獄八景の話よりもこちらの方が奇想天外かも。

文章が全て登場人物のセリフというのが、ちょっと最初読みにくいところ・・・。

この冬は、絵本の読み聞かせとともに、アナログな遊びもぜひお楽しみください。

福笑いなんかもいいですよ。以前、福笑いで遊んだ時の「作品」(笑)をわたしのもうひとつのブログ「空、ええやん。」で紹介しています。こちらも参考に、ぜひお子さんとで楽しいひとときを!

★人気blogランキング(絵本部門)に参加しています。紹介した絵本に興味を持たれたら、ぜひ応援クリックお願いします。→人気blogランキング

| | コメント (12)

2006年10月11日 (水)

『めぐろのさんま』

秋刀魚のおいしい季節には、この絵本。

めぐろのさんま Book めぐろのさんま

著者:川端 誠
販売元:クレヨンハウス
Amazon.co.jpで詳細を確認する

庶民の味・秋刀魚を偶然鷹狩りに行った目黒で食べることができた殿様、油が乗ってしかも焼き立ての、そのおいしさにビックリ。また食べたいと家来にリクエストするのだけれど、殿様に庶民が食べるような下魚を出すわけには行きませぬ・・・。

川端さんの落語絵本シリーズ第6作。世間知らずの殿様が可笑しいです。このシリーズは集団での読み聞かせにも向くようにと、登場人物の顔立ちなどはっきりと描いて遠目が効くようにしてあるらしいので、お話会にもお薦めです。

最近、落語はちょっとした人気のようですね。若い頃から上方落語が大好きだったわたしとしては、とても嬉しいです。(現在は静岡に住むので、上方落語とはすっかり縁遠くなっていますが。)落語絵本が落語に興味を持つきっかけとなり、ぜひとも本物の落語に親しんでほしいです。とはいえ、子供には向かない演目もあるし、長くなってくるとじっと聞いていられないし、やはり子供向きの落語会がお薦めでしょうね。

この9月に大阪にオープンした、(上方落語家の悲願であった)落語専門の定席・天満天神繁盛亭では、上方落語の体験学習(課外授業)ができるそうです。面白そうですよ。くわしくは、繁盛亭HPへ。わたしも生の落語が聴きたーい!

★人気blogランキングに参加しています。この絵本&情報に興味を持たれたら、ぜひ応援クリックお願いします。→人気blogランキング

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2004年1月 2日 (金)

『落語絵本 じゅげむ』

■今夜の絵本:『落語絵本 じゅげむ』 川端誠 クレヨンハウス

落語絵本 じゅげむ (落語絵本 (4)) Book 落語絵本 じゅげむ (落語絵本 (4))

著者:川端 誠
販売元:クレヨンハウス
Amazon.co.jpで詳細を確認する

子供にながーい名前を付けたことにまつわるばかげたお話。こどもの名前を言えるように近所の人が練習しているところはいつも笑ってしまう。
お正月向きに『はつてんじん』という落語絵本もあるよ。

落語絵本 はつてんじん (落語絵本 (3)) Book 落語絵本 はつてんじん (落語絵本 (3))

著者:川端 誠
販売元:クレヨンハウス
Amazon.co.jpで詳細を確認する


(お正月なんだから落語のTV番組、もう少しやってくれてもいいのになあ。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年9月17日 (水)

『めぐろのさんま』

今夜のおやすみ前の絵本は、

『落語絵本 めぐろのさんま』 川端誠 クレヨンハウス でした。

めぐろのさんま (落語絵本) Book めぐろのさんま (落語絵本)

著者:川端 誠
販売元:クレヨンハウス
Amazon.co.jpで詳細を確認する

落語絵本シリーズの第6作。
さんまはその昔、庶民の食べ物、下魚ということで殿様は食べることができなかったとか。
世情に疎い殿さまのトンチンカン咄。

この絵本はこちらでも記事にしています。

★人気blogランキング(絵本部門)に参加しています。このブログの記事がお役に立ったら、紹介した絵本に興味を持たれたら、ぜひ応援クリックお願いします。→人気blogランキング

| | コメント (0) | トラックバック (0)