むかしあったずもな→どんどはれ
15日の記事でお知らせした、昨日のNHK・わくわくラジオでの正部家(しょうぶけ)ミヤさんの遠野の昔話の語り、温かくてとてもよかったです。東北の言葉は聞きなれていないので、ちょっと聞き取りにくいところもありましたが、 「~したずもな」という語尾がとてもやわらかくて、いい響きでした。
語られた昔話は、「おしらさま」「とうふとこんにゃく」「ざしきわらし」の3つでした。「とうふとこんにやく」はダジャレ系ともいえる楽しい短い昔話で、こんな昔話もあるのだと新鮮な驚きでした。
ところで、正部家さんの昔話は、「むかしあったずもな」で始まり、「どんどはれ」で終わっていました。この「どんどはれ」などは、昔話の結びの語といわれ、「むかしむかしあるところに」などで始まって昔話の世界に入った子供を、現実の世界に引き戻す働きをしている言葉なんですが、これが地方によって実に様々らしいのです。息子たちは幼稚園の先生の昔話は「とっぴんしゃんのぱらりんのぷう」で終わったと話していましたが、絵本などの昔話の結語は「いちごささけた」とか「どんどはらい」とか他にもいろいろあります。
昨日の正武家さんの話では、「どんどはれ」の由来は、昔は農家の冬仕事にわら細工を作ったが、そのわらくずを「ごんど」といい、仕事が終わり最後に「ごんどをはらう」ところから来ているとお父さんから聞いたとのことでした。なるほど~と、長年の疑問が一つ解けたように思いました・・・。
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