読み聞かせ(おはなし会)

2011年11月29日 (火)

『とべ! ちいさいプロペラき』

ココログのアフィリが30日10時で終了とのことで、絵本の画像が貼れなくなってしまう前に、bk1に書評を投稿した(もう10年も前)もののこのブログには書かないままだったものを、転載しておきます(^_^;)

今回久々に絵本を取り出してみて眺めてみましたが、空好きのわたしとしては空の描写にとても惹かれました。夜空、時間とともに変化していく朝焼け、青空・・・。子供に読み聞かせしていた頃には、ストーリーやのりもの中心に見ていたように思いますが、時が経つと絵本の読み方も変わるものですね…。

とべ! ちいさいプロペラき (こどものとも傑作集) Book とべ! ちいさいプロペラき (こどものとも傑作集)

著者:小風 さち 作 山本忠敬 絵
販売元:福音館書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

のりもの大好き、飛行機大好きの子どもにはたまらない絵本だと思います。繰り返し読んでとせがまれそうです。

 数多くののりものの絵本を描いている山本忠敬さんの絵です。ちいさいプロペラ機が不安を乗り越え、初飛行で離陸するところの描写がすばらしい! ページをめくった瞬間、本当にぐーん…とプロペラ機が離陸したような、本当に絵が動いたような気がしました。子どもはいつも絵本を読んでもらいながら、こんなふうに頭の中で絵を動かしているんだなと初めて実感しました。

 幼稚園での読み聞かせの会で読んだ時、子どもたちは身をのりだして聞いてくれました。男の子はもちろん、女の子も小さいプロペラ機といっしょに初飛行を楽しんでくれたように感じました。絵が大きいのも大勢の子どもの前で読むのに適していると思います。(2001年3月bk1投稿)

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2011年2月27日 (日)

『まくらのせんにん そこのあなたの巻』

タイトルと第3回MOE絵本屋さん大賞の5位ということから読みたくて、図書館でずいぶん前に予約していたのですが、ようやく借りることができました。

 まくらのせんにん そこのあなたの巻 まくらのせんにん そこのあなたの巻
販売元:セブンネットショッピング(旧セブンアンドワイ)
セブンネットショッピング(旧セブンアンドワイ)で詳細を確認する

絵本作家としてデビューしてわずか4年で、2009年に病気でお亡くなりになったかがくいひろしさんの最後の作品。

まくらのせんにんと、お供のしきさんとかくさんというゆるいキャラが登場し、和むなあと思って読んでいると、なんという斬新な展開。

絵本をひっくり返すというのは今までにもあったけれど、「そこのあなた」にトントンさせるとはねえ。でも、思わず子供のようにトントンして、参加しちゃいました。紙芝居のような、読者参加型絵本とでもいうのかなあ。こんな絵本は初めてです。楽しかった~。(絵本好きな中3息子もすっかり気に入ってしまった様子。)

幼稚園や小学校低学年のお話会では、とても楽しんでもらえるんじゃないかと思います。

それにしても、かがくいさんがずっとお元気だったら、どれだけの楽しい絵本に出会えたのだろうと思えて残念でならないです・・・。

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2011年2月19日 (土)

ほんナビきっず

ふと、ずいぶん前に記事にした大阪府立児童文学館が運営していた子供向けの本選びのサイト、「本の海大冒険」はどうなったのだろう?と、リンク先へ行ってみたのですが、やっぱり無くて(財政難で児童文学館は閉鎖するというニュースをずいぶん前に聞きましたから)・・・、でも児童文学館は、大阪府立図書館内に、財団法人大阪国際児童文学館として、存在していました(よかった~)。

そして、児童文学館のHPをみると、「ほんナビきっず」という子どもと本との出会いを応援するサイトのバナーが張られていました。冊数はそれほど多くないのかもしれませんが、このサイトの選書基準をクリアしたものが紹介されているので、ざっと見た感じ、なかなか質の高い本が揃っているようです。子供の本に関心のある方は一度覗いてみられるとよいと思います。

ほんナビきっずへ。(長新太さんのキャラが楽しく迎えてくれますよ~。)

「すきなことばをさがす」のバナーから「ことばをえらんでさがす」を選ぶと、興味がありそうな本を探せてよいかと思います。ただ、こうやって本を紹介されても、実際に子供が本を図書館で探せるかっていうとなかなか難しいと思うので、そのあたりは大人のサポートが必要ですよね。それにしても、2008年4月からの訪問者が77,000人台って少なすぎますよね。広報不足なのか、使いづらいのか?? もう少し利用者が広がりますように・・・。

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2011年1月15日 (土)

『まるまるまるのほん』

MOE2月号「第3回絵本屋さん大賞」の7位となっていたこの絵本が気になったので、図書館で借りてきました。

まるまるまるのほん Book まるまるまるのほん

販売元:ポプラ社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

   エルヴェ・テュレ さく たにかわ しゅんたろう やく

こんな風に絵本で遊べるのですね。

黄色の○を押してページをめくると・・・。ページをめくるたびに、○が変化したり、動いたり。こちらの予想通りだったり、「そうきたか~」と感心させられたり。普通に印刷された絵本なんだけど、仕掛け絵本を楽しむような感覚。

絵本のページをタッチパネルのように見立ててクリックして楽しむなんて、今まで誰も思いつかなかったですよね~。アナログな絵本の世界を、デジタルな感覚で楽しみつつも、でも絵を動かしているのは自分の想像力・・・。生まれた時から身近にパソコンがある環境で育つ今の子供には、ピッタリな絵本なのかも。〇がのっぺりとしたものでなく、手書き感覚なのも温かみがあっていいです。

幼児向けのお話会などでも、盛り上がりそうですよ。

MOE (モエ) 2011年 02月号 [雑誌] MOE (モエ) 2011年 02月号 [雑誌]

販売元:白泉社
発売日:2010/12/29
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2010年7月31日 (土)

『にゅうどうぐも』

今日図書館で見かけた夏の科学絵本。おはなし会にも使えそうなのでメモっておきます。残念ながら、現在絶版のようなので、図書館ででも探してみてください。

『にゅうどうぐも かがくのとも特製版』 

 野坂勇作・さく 根本順吉・監修 福音館書店

 入道雲のでき方などがわかりやすく描かれています。

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2009年12月12日 (土)

『絵本の本』

図書館の新着本の中から借りてきたので、簡単に紹介しておきます。

絵本の本 Book 絵本の本

著者:中村 柾子
販売元:福音館書店
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福音館書店発行雑誌『母の友』2007年4月から2009年1月までの連載「絵本・子ども・保育」全8回に加筆修正したもの。

筆者の豊富な保育園での子どもの本との関わりでのエピソードの中で、子供に本を読むとはどういうことなのか、よい絵本とはどういう絵本なのか、ヒントがいっぱいです。

一見残酷に思える本来の昔話を子どもに読むことの意義も書かれています。

子どもにご家庭で絵本を読んであげている方、読み聞かせ活動をされている方などぜひ一度お読みになるとよいと思います。

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2009年11月10日 (火)

『もっとおおきなたいほうを』

久しぶりに絵本の紹介をします。 「こどものとも」2003年11月号として出版され、とても人気にあった絵本がようやくハードカバー化されました。

もっとおおきな たいほうを (こどものとも絵本) Book もっとおおきな たいほうを (こどものとも絵本)

著者:二見正直
販売元:福音館書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

大砲が大好きで打ちたくて仕方なかった王様と、キツネが大砲の大きさを競い合うおはなし。ページをめくるたびにどんどん大砲が大きくなっていく楽しさ・・・。さらに争いはエスカレートし・・・。オチも面白いし、楽しんで読んでいるうちに、争うことの愚かさも子供にも伝わるはず・・・。

争っている最中の王様やキツネの表情も楽しいです。キツネの大砲の下にはオチのヒントとなるあるものが描かれてます。絵本なので、表紙から裏表紙まで「読む」ところがいっぱい。全部読んで完結です。

以前、小学校の昼休みの読み聞かせ(主に低学年対象)で読んだことがありますが、とても好評でした。季節に関係なく読める絵本なので、読み聞かせの活動などなさっている方は1冊持っておいて損のない絵本だと思います。

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2009年7月12日 (日)

『てとてとてとて』

2009年度の課題図書の中からもう1冊。

てとてとてとて Book てとてとてとて

著者:浜田 桂子
販売元:福音館書店
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わたしたちの手。手は毎日色々なことをします。手は楽器であったり、手で話すことができたり、点字を使えば手で読むことができます。不安や悲しいとき、手を握ってもらうと心が落ち着きます。手の多様な世界を描きます。 (「BOOK」データベースより)

「かがくのとも」2002年7月号が、昨年ようやくハードカバー化されました。手はこんなにたくさんの大事な役割をしているんだと気付かされます。点字にも触れることができるし、なかなかいろいろ工夫された絵本だと思います。2002年当時、おはなし会で読んでも子供たちの反応はなかなかよかったですよ。

学校の先生がよいとする読書感想文は、感想ではなく、生活作文を書くものらしいなので、この絵本はなかなか書きやすそうに思います。

よかったら、過去記事「読書感想文の書き方&疑問」もお読みになってください。

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2009年7月 5日 (日)

お薦め絵本ガイド『絵本のあるくらし』

子どもたちが幼稚園のころに出会った絵本ガイド。読み聞かせの本を選ぶのに重宝しました。絶版になったと思っていたら、まだ販売中だとわかりました。

絵本のあるくらし Book 絵本のあるくらし

販売元:吉備人出版
Amazon.co.jpで詳細を確認する

岡山のプーさん文庫の10年間の活動の記録をもとにした絵本の手引書です。
「雨・かさ」「みのりの秋」といった季節に応じたものや「さんぽ」「パン」「愛」などどいったさまざまなテ−マで、456もの絵本を紹介しています。さまざまなテーマに沿って、よくもこんなにたくさんの本を集めたなあと感心してしまいます。10年の文庫活動の賜物ですね。
また、「ある日の読み聞かせ」として、その日の読み聞かせの進行のメモも載っていて、読み聞かせの会などの活動をしている人には強い味方になりそうです。
さらに、テ−マに応じた折り紙、手遊び、詩、なども載っていて、子供といっしょに楽しめそうです。
プーさん文庫活動のきっかけや、メンバーそれぞれの子どもと絵本とのかかわりなども、かかれていて興味深いです。子どもに与える「絵本の力」の大きさが実感できます。
絵本が大好きな人も、これから子どもに絵本を読もうと思っている人もぜひぜひ、手元に置いておきたい絵本ガイドだと思います。
 

(上記の紹介文は2000年9月に某ネット書店の書評に投稿したものです。)

例えば、7月のテーマは、「たなばた・星」「川・海・泳ぐ」、8月のテーマは「おばけ」「いのちと平和」。おはなし会の絵本選びには参考になることが多いと思います。

この本に限らず、読み聞かせボランティアをなさっている方は、こういう絵本ガイドをぜひ手元に1冊は置いておかれることをお勧めします。(たとえば、以前にはこんな絵本ガイドを紹介しています。記事へ。)

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2009年7月 3日 (金)

『めでたし めでたしからはじまる絵本』

久しぶりに笑える絵本に出合いました。

めでたしめでたしからはじまる絵本 Book めでたしめでたしからはじまる絵本

著者:デイヴィッド ラロシェル
販売元:あすなろ書房
Amazon.co.jpで詳細を確認する

原書のタイトルは"THE END"。1ページ目で「騎士とお姫様は結婚して、すえながく幸せにくらしましたとさ」と、おはなしが終わっているんです。で、「どうして、ふたりが結婚して、すえながく幸せにくらすことになったのかというと・・・」という風に次のページへと繋がり、ページをめくれば思わぬ展開! 昔話を、おしまいからさかのぼるパロディ絵本です。

昔話の元ネタがわかっていればもっと楽しめるのかともうのですが、残念ながら全部はわかりません。それでも、想像のつかない展開はかなりショーゲキ。中学生の次男は声を出して大笑いしていましたし、高校生の長男はにやっと笑いながら読んでいました。

小学生向けのおはなし会などではたぶんウケルと思います。ただし、2度目に読むと1度目に感じたほどの面白さは感じないような・・・。まあ、一度は読んでみて損はないかなって感じです。

2007年度ゴールデン・カイト賞絵本部門銀賞受賞作だそうです。

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