うちに何か秋の絵本はなかったかな・・・・と考えていたら、思い出したのがこの絵本です。
秋のある日、おとうさん、おかあさん、おじいさん、おばあさんときょうだい10ぴきのねずみの家族が、森の奥を目指してお引越しです。途中、いたちに見つかりそうになったり、川をみんなで協力してわたったりしながら、素敵な木の根っこを見つけ新しいおうちを作ります・・・・。家族で協力してひとつのことをしたり、家族団らんの様子など、温かい雰囲気いっぱいの絵本です。
すごく久しぶりに本棚から、この絵本を取り出して眺めていたら、高校生の長男が「この絵本のシリーズ、いいよね。でもどうしてうちには1冊しかないの?」と・・・。たぶん童話館で3歳くらいの長男に配本になった絵本だと思うのですが、自然の様子や14匹の様子を細かく描いた主に絵を楽しむ絵本で、読まされていた当時のわたしにとってはストーリーとしてはあまり面白くなく(各ページとも絵本の下に1行のみ)、あまり楽しんでいなかったということがあったのかもしれません。
今、改めて絵本を読んでみると、その絵の描写の細かさ、正確さに驚くばかりです。(紅葉している秋の風景も美しく、できれば植物などの名前も小さくどこかに書いておいてほしいな、とも思いました。)また、表紙の裏の見返しには、新しい家の周りの風景が細かく描かれ、絵本の中にあった川から水を引いた全体像がよくわかります。そして、裏表紙の手前の見返しには家の断面図が描かれていて、とにかく隅々まで楽しめる絵本です。
ところで、息子たちは図書館などで借りてシリーズを楽しんでいたように思うのですが、実はこのシリーズ、本のカバーと絵本本体の表紙の絵が違うのですよね。子供たちがある程度大きくなってから、いわむらかずおさんが「徹子の部屋」に出演されていた時に知ったのだったと思いますが、カバーの絵から絵本本体の表紙の絵へみんな動いているのです! 図書館の本はカバー掛けされていますから、作者のサービスともいえるこの絵の動きが図書館で借りた本では味わえないわけです・・・。なので、この絵本のシリーズを気に入ったお子さんにはぜひ購入してあげてほしいなと思います。
このシリーズで秋を描いたものを挙げておきます。
調べてみましたら、シリーズ(12冊)で海外も合わせて800万部も売れているロングセラー絵本ということで、グッズもありました。
(画像などは童心社のページへ)
また、 『いわむらかずお絵本の丘美術館』のHPへもリンク張っておきます。
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