・昔話

2009年1月27日 (火)

『てぶくろ』

よく読まれている絵本なのでご存知の方も多いかと思いますが、息子たちが4歳くらいの頃大好きだった冬の楽しい昔話絵本を紹介します。

てぶくろ―ウクライナ民話 (世界傑作絵本シリーズ―ロシアの絵本) Book てぶくろ―ウクライナ民話 (世界傑作絵本シリーズ―ロシアの絵本)

著者:エウゲーニー・M・ラチョフ,うちだ りさこ
販売元:福音館書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

雪が降りしきる森の中でおじいさんが手袋(五本指のではなく、親指だけが分かれているミトン)を片方落として行きました。そこへ、くいしんぼねずみがやってきて手袋の中で暮らすことにしました。ぴょんぴょんがえるはやあしうさぎおしゃれぎつねはいいろおおかみなど大きさの違う動物が次々とやってきて、自分たちも暮らしたいといいます。手袋の中は満員です。でもさらに、きばもちいのししのっそりぐまがやってきて・・・・。

小さな手袋にこんなにたくさんの動物が入るわけがないのに、絵を見るとごく自然に収まっているんですよね。また一場面ごとに手袋の家が少しずつ変化していく楽しさ(ムカシ子どもに読み聞かせしていた時は気がつかず、今回絵本をじっくり眺めていて初めて気がついた発見もありました!手袋から出ている細い煙突とか、入り口の呼び鈴とか)。画家の技量と想像力のすばらしさを感じます。まさに絵で物語を語る絵本という感じです。ラストの急展開も子供の心をぐっと捉えるのではないかと思います。

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2008年8月18日 (月)

『むかでのいしゃむかえ』

先日食卓で食事をしていたら、足にちくっと痛みが・・・。なんだろうと見てみたら、なんと左足の指の上に4センチほどのムカデが・・・! すぐに足を洗ったからかそれとも刺されていなかったのかその後足が腫れるという事はなかったのですが、室内でムカデの攻撃にあうとは・・・やっぱり田舎だわ(>_<) 

そんな騒動の中、ふと思い出したのがこの民話絵本です。

むかでのいしゃむかえ (幼児絵本シリーズ) Book むかでのいしゃむかえ (幼児絵本シリーズ)

著者:飯野 和好
販売元:福音館書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する


むかーし、庄屋のかまきりべえの家で、虫たちが飲んだり食べたりしていると、バッタのとくさんが急に腹痛を起こして大変な苦しみよう。誰が一番早くお医者さんを呼びにいけるかみんなで考えたところ、足がたくさんあるムカデのたへいさんに白羽の矢がたったのですが・・・・。

昔話といっても落語のような雰囲気のある絵本です。虫たちもなぜかちょんまげや髪結い姿で、ムカデのたへいさんもどこかとぼけた味わいがあって憎めません。オチもとっても笑えます。元は「こどものとも」年少版(1996年10月号)ですので、4歳くらいのお子さんから楽しめると思います。飯野さんの絵はちょっとキョーレツなので最初は苦手に思われるかもしれませんが、読んでいるうちにだんだん好きになってくるんですよね。絵にインパクトがあるので、お話会などの読み聞かせ(幼稚園・低学年あたり)に使うのもいいかもしれません。

今夜も虫の音がいろいろ聞こえています。どこかで虫の宴会が行われているのかもしれませんね(笑)・・・。

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2008年1月14日 (月)

ネズミの絵本3

今年の干支にちなんだネズミの絵本のピックアップですが、3回目は昔話中心でいこうと思います。

まちのねずみといなかのねずみ―イソップ寓話 Book まちのねずみといなかのねずみ―イソップ寓話

著者:ポール ガルドン
販売元:童話館出版
Amazon.co.jpで詳細を確認する

実は、ネズミの絵本で一番最初に思い浮かべたのがこの絵本でした。ネズミが実に生き生きと描かれています。田舎の様子や街の王様の宮殿の様子の描写もすばらしく、おはなし会などにもお薦めです。

『むかし、ねずみが・・・』 インドに古くから伝わるお話より
   マーシャ・ブラウン/作 晴海耕平/訳 童話館出版

インドの行者が「大きいこと、小さいこと」について考えていると・・・。ちょっと哲学的。
マーシャ・ブラウンの版画も渋いです。 (アフィリ対象外なので画像のリンクは張れませんが、内容や表紙画像はAmazonでご覧になれます。)

ねずみのすもう (日本のむかし話 (2)) Book ねずみのすもう (日本のむかし話 (2))

著者:神沢 利子,赤羽 末吉
販売元:偕成社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

じっくりこの絵本を読んだことはない^_^;のですが、このお二人のコンビの昔話絵本なら間違いないと思います。このお二人のコンビの絵本『さるとかに』を以前こちらで紹介しています。

Book ねずみじょうど (こどものとも傑作集 (6))

著者:瀬田 貞二,丸木 位里
販売元:福音館書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ねずみじょうど ねずみじょうど
販売元:子どもの本と木の玩具カシオペイア
子どもの本と木の玩具カシオペイアで詳細を確認する
こちらの絵本もむかし読んだだけなので、詳しくはおぼえていないのですが、瀬田貞二さんの文なら間違いないと思います。

『おんちょろちょろ』 瀬田貞二・再話 梶山俊夫 (こどものとも年中向き 2008年1月号)福音館書店

表紙の画像や内容は福音館書店のHP

ちょっと笑える昔話です。絶版となっていたものが、先月「こどものとも年中向き」として再び発売となりましたが、月刊誌なのですでに店頭で見つけるのは難しいかと思います。バックナンバーを取り寄せるなら、今がチャンス、早い方がいいと思います。

ねずみの昔話はまだまだありますが、それほど詳しい絵本はないのでこのくらいにしておきます・・・。

ねずみがでてくる児童書もたくさんあるので、そのうちに紹介したいと思います。

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2007年11月29日 (木)

ハンス・フィッシャーの絵本

先日、書店で「MOE」をちょこっと立ち読み。12月号はハンス・フィッシャーの特集でした。

MOE (モエ) 2007年 12月号 [雑誌] Book MOE (モエ) 2007年 12月号 [雑誌]

販売元:白泉社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

   (詳しくはMOE Webへ)

フィッシャーの絵は線が巧み、色も綺麗で惹かれます。

うちにあるフィッシャーの絵本はこちら↓。童話館の配本で、長男が6歳の時に届きました。

Book
ブレーメンのおんがくたい―グリム童話 (世界傑作絵本シリーズ―スイスの絵本)

著者:グリム,ハンス・フィッシャー,せた ていじ
販売元:福音館書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

  (表紙の画像は洋書版でご覧になれます。)

おなじみの「ブレーメンの音楽隊」を描いたものです。動物が実にとても生き生きと描かれています。また、余分なものは描かれていなく、とても絵はスッキリしていて、お話にすっと入り込めるように思います。

描かれている星空や大きな木からなんとなくクリスマスの絵本のような印象を受けると思っていたら、この絵本はフィッシャーが1937年に長女ウルスラへのクリスマスの贈り物として作り上げたものものなのだそうです。(フィッシャーはスイスきってのデザイナー、版画家として活躍。)わが子のために描いた絵本なので、それは気持ちが入っているんでしょうね・・・。70年以上経っても国を超えて愛されているロングラン絵本です。

うちにあるもう1冊フィッシャーの絵本はこれ↓です。中古書店で手に入れました。

Book 長ぐつをはいたねこ (世界傑作絵本シリーズ・スイスの絵本)

著者:ハンス フィッシャー,シャルル ペロー
販売元:福音館書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

   表紙の画像は洋書版でご覧になれます。

シャルル・ペローの原作をフィッシャーが絵物語に仕立てました。表紙の絵を見てもわかるとおり、こちらはちょっとオシャレというか、オトナ向きの絵のように感じます。

うちには、ポール・ガルドン作『ガルドンのながくつをはいたねこ』もあるので、またいずれ読み比べてみようと思います。

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2007年11月 6日 (火)

『ロバのおうじ』

今回は中世の古楽器リュート(ギターに似た楽器)の登場する絵本を紹介します。

Book ロバのおうじ―グリム童話より

著者:ヤーコプ・ルートビッヒ・グリム,ビルヘルム・カール・グリム,M.ジーン・クレイグ
販売元:ほるぷ出版
Amazon.co.jpで詳細を確認する バーバラ・クーニー/絵 もきかずこ/訳 

表紙の画像は絵本ナビでご覧になれます。(裏表紙には「4歳から」とあるのですが、読んであげるにしても就学前後からがお薦めかな?と思います)

昔、平和な国を治めている王と王妃が幸せに暮らしていたのですが、ただひとつの悩みは子どもがいないこと。魔法使いに金貨33ふくろと引き換えに子どもを授けてもらう約束をしたのですが、約束を守らなかったため魔法使いは生まれた子どもをロバの姿にしてしまいます。その姿ゆえ、両親からも愛されない王子。王子は、ロバの姿でも愛してくれる人を求め、得意な楽器リュートを携え、旅に出ます・・・。

クーニーの美しい絵から、ロバの王子の切なさがひしひしと伝わってきます。
特に中表紙横の、月に向かってリュートを奏でるロバの王子の姿がぐっと来ます・・・。
リュートの優しく繊細な音色も好きです♪

ところで、リュートの音ってご存知ですか? 数年前、カゴメ・アンナマンマのCMで流れていたので、きっと皆さんも聞かれていると思います。演奏されていたのは、つのだたかし氏。「シチリアーナ」という曲です。↓のいろんな弦楽器の演奏が集められたCDに最初に入っています。しっとりとした音色はとても気持ちが落ち着きます。こちらのCDはわたしのお気に入りでもあります。

絲[i-to]~string relaxation~ Music 絲[i-to]~string relaxation~

アーティスト:若林美智子
販売元:ビクターエンタテインメント
発売日:2004/01/21
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2007年10月 7日 (日)

『やまなしもぎ』

梨の季節になったら記事を書こうと思いつつ、書くのが延び延びになってしまっていましたが・・・・昔話絵本を紹介します。

やまなしもぎ (日本傑作絵本シリーズ) Book やまなしもぎ (日本傑作絵本シリーズ)

著者:平野 直,太田 大八
販売元:福音館書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 (裏表紙によると 読んであげるなら:4歳から 自分で読むなら:小学校初級向き)

病気のお母さんが山梨を食べたいというので、長男が山梨もぎに行ったが戻ってこず・・・次に次男が行ったが戻って来ず・・・、ついに三男が行く番になりました・・・。

という繰り返しが3回出てくる昔話のパターンなのですが、方言で語られる昔話の面白さがよく伝わってくる絵本です。息子たちも「ゆけっちゃ かさかさ」「ゆくなっちゃ がさがさ」なんていうフレーズがお気に入りでした。

今回改めてこの絵本を読んでみて気付いたことは、長男が梨をもぎに行く場面はモノトーンに近い色合い、次男がもぎに行く場面は茶系統の色が付き、三男がもぎに行く場面ではずいぶんとカラフルになっていくんです。画家はいろいろと計算されているんですね。息子たちに読んでいた頃は、方言を読むのが難しく、文字にばかり目が行ってあまり絵を見ていなかったのだと思います。子供もいくら文字が読めても、大人に読んでもらってこそ絵本の世界を楽しめるということでしょうね。この絵本の太田さんの絵は、一見地味なんですけど、絵の中に引き付けられる感じがします。動物や人も動きが感じられるし、やっぱりうまいですよねえ・・・。

絵本の内容は、絵本ナビに詳しく載っているのでそちらもご覧になってみてください。

太田大八さんといえば、NHK「みんなのうた」で8月・9月に放送されていた「おはようのうた」での絵を描かれていましたが、なんとも元気が出る絵でした。今年90歳となられるそうですが、そのエネルギーには驚くばかりです。

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2007年8月17日 (金)

『たこやはちべえ りゅうぐうのたび』

再びスズキコージさんの絵本を紹介します。話の舞台は海の中ということで夏に紹介するのにいいかな・・・と、HPで「関西弁の絵本」として紹介しているものをこちらにも掲載します。

たこやはちべえりゅうぐうのたび Book たこやはちべえりゅうぐうのたび

著者:さねとう あきら,スズキ コージ
販売元:教育画劇 (日本の民話えほん)
Amazon.co.jpで詳細を確認する

船の上から落とした財布を探すため、はちべえは長崎で買ったきたギヤマンのつぼに入り、海の中へ。気が付けば竜宮上の前。「たろうはん、よう おもどりやした」と乙姫様。これはしめたと、にせ浦島に成りすましていると、髪の白くなった本物の浦島太郎がやってきて・・・・。はちべえ、逃げる逃げる。やっとのことで大きな島に這い上がったと思ったら・・・クジラの上。クジラの潮吹きで飛ばされたところが・・・現代の大阪!

民話と言うことだけれど、かなり作者に脚色されているのかな、まるで落語のような話。関西弁もいい味を出しています。逃げながらも、大ぶりのサンゴの枝を持ち帰ろうとするあたり、いかにもがめつい大阪の商人?・・・。スズキコージさんの絵も色鉛筆(?)で描かれているせいか、他の作品よりやわらかい感じがします。スズキさんの絵が苦手という方にもとっつきやすいのではないでしょうか。

道頓堀の食いだおれの人形やグリコの看板も登場し、関西出身としては嬉しい絵本です。とにかく楽しくて、かなり笑えると思いますよ~。

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2007年1月30日 (火)

最近出合った絵本から

最近出合った絵本をメモっておきます。

いつだって長さんがいて… Book いつだって長さんがいて…

著者:長 新太,今江 祥智
販売元:BL出版
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2005年にお亡くなりになった長新太さんの半世紀にわたる絵の世界を、今江祥智さんが一望した絵本。長さんのよく知られている絵本の絵とは違う世界も覗けます。

マンゴーとバナナ―まめじかカンチルのおはなし Book マンゴーとバナナ―まめじかカンチルのおはなし

著者:T. バラジ,ネイサン・クマール スコット
販売元:アートン
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インドネシアの昔話を、インド更紗の味わいのある絵で描いています。インド更紗も技法の紹介もあり、へえー・・・でした。

うごく浮世絵!? Book うごく浮世絵!?

著者:アーサー ビナード,よぐち たかお
販売元:福音館書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

おなじみの写楽、広重、北斎などの浮世絵の上にマジックシートをのせてゆっくり動かすと絵がうごきます・・・。子供も大人も一緒にびっくりしたり、わくわくしたり、「びじゅつのゆうえんち」で遊びましょう!

☆昨日、コメントが書き込めないという記事を書きましたが、その後は問題なく書き込めているようです。コメントお待ちしております。

(でも、やっぱり、ココログの障害だったようです。詳しくはこちらへ。)

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2007年1月23日 (火)

30日深夜に「夢のつづき わたしの絵本」が放送されます

NHK「夢のつづき わたしの絵本」の1月分が

1月31日(水)BS2・午前0:00~0:29 (30日深夜24:00~24:09)
1月31日(水)デジタル衛星ハイビジョン・午後6:00~6:29  に放送されますので、お知らせします。(注意:今回から放送時間が変わっています。)

1月のゲストは女優・紺野美沙子さんで、紺野さんの「わたしの絵本」は

スーホの白い馬―モンゴル民話 Book スーホの白い馬―モンゴル民話

著者:大塚 勇三,赤羽 末吉
販売元:福音館書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

です。モンゴルの民族楽器・馬頭琴が生まれたいきさつを伝える民話で、小学校の国語の教科書にも載っている有名な話ですが、教科書で読むのとこの大きな横長の絵本で読むのとでは、受ける印象がまるで違います。絵本の中にモンゴルの大草原が広がっているのです。

この絵本は、絵を描かれた赤羽末吉氏がモンゴルの草原を描きたいと言う事で、この民話を探し出して生まれた絵本だと何かで読んだ記憶があります。その草原のスケールにも圧倒されますが、場面展開や色使い、構図のうまさなど赤羽氏が練りに練って描かれた絵本なんだろうなと感じます。一見暗いイメージの絵本ですけど、初版が1967年でうちにあるのが2000年印刷のもので90刷。時代を超えて子供たちに支持されるホンモノの絵本ですね。

ところで、1ページから2ページにかけて広がる草原の上には、大きな虹が描かれています。しかも虹の外側にさらに虹がかかる二重の虹です。赤羽氏はモンゴルでこんな虹を実際にご覧になったのでしょうか。こんな虹、見てみたいものです・・・。

話はそれちゃいましたが、番組の内容は番組制作会社(アマゾン)のHPでご覧になれます。番組の中で紺野さんがこの絵本への思いをどのように語られるのか、楽しみです。

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2007年1月18日 (木)

むかしあったずもな→どんどはれ

15日の記事でお知らせした、昨日のNHK・わくわくラジオでの正部家(しょうぶけ)ミヤさん遠野の昔話の語り、温かくてとてもよかったです。東北の言葉は聞きなれていないので、ちょっと聞き取りにくいところもありましたが、 「~したずもな」という語尾がとてもやわらかくて、いい響きでした。

語られた昔話は、「おしらさま」「とうふとこんにゃく」「ざしきわらし」の3つでした。「とうふとこんにやく」はダジャレ系ともいえる楽しい短い昔話で、こんな昔話もあるのだと新鮮な驚きでした。

ところで、正部家さんの昔話は、「むかしあったずもな」で始まり、「どんどはれ」で終わっていました。この「どんどはれ」などは、昔話の結びの語といわれ、「むかしむかしあるところに」などで始まって昔話の世界に入った子供を、現実の世界に引き戻す働きをしている言葉なんですが、これが地方によって実に様々らしいのです。息子たちは幼稚園の先生の昔話は「とっぴんしゃんのぱらりんのぷう」で終わったと話していましたが、絵本などの昔話の結語は「いちごささけた」とか「どんどはらい」とか他にもいろいろあります。

昨日の正武家さんの話では、「どんどはれ」の由来は、昔は農家の冬仕事にわら細工を作ったが、そのわらくずを「ごんど」といい、仕事が終わり最後に「ごんどをはらう」ところから来ているとお父さんから聞いたとのことでした。なるほど~と、長年の疑問が一つ解けたように思いました・・・。

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