・春の絵本

2011年5月 5日 (木)

『はるがきた』

新刊案内で見かけた、『どろんこハリー』作者コンビの新刊絵本、図書館で予約待ちして借りてきました。

【送料無料選択可!】はるがきた (主婦の友はじめてブック おはなしシリーズ) (児童書) / ジーン・ジオン マーガレット・ブロイ・グレアム こみやゆう 【送料無料選択可!】はるがきた (主婦の友はじめてブック おはなしシリーズ) (児童書) / ジーン・ジオン マーガレット・ブロイ・グレアム こみやゆう

販売元:CD&DVD NEOWING
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なかなか春がやってこない町に、男の子の提案で「春を呼ぼう作戦」が展開され、町中に絵が描かれるのですが、その晩激しい雨が降り・・・。

やさしい色合い、オーソドックスなストーリー展開で安心して読めて、温かい気持ちになれる絵本です。英語版での出版は奥付を見ると1956年というのだから、半世紀以上経て日本での出版(2011年3月20日第1刷発行)となったようですが、東日本大震災で、社会的不安の強い今にピッタリの絵本といえるかもしれません。新緑の季節におすすめです。

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2009年4月 2日 (木)

『ものいうほね』 "The Amazing Bone"

日本語版は童話館ぶっくくらぶ配本として我が家にも馴染みの絵本でした(8歳前当時の長男への配本)が、多読のために英語版を図書館で借りてみたら、中の絵は春らんまん! 内容はともかく季節のことは忘れていました・・・。春の絵本として掲載しておきます。

Book ものいうほね (評論社の児童図書館・絵本の部屋)

著者:ウィリアム・スタイグ
販売元:評論社
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 ものいうほね ものいうほね
販売元:セブンアンドワイ
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うららかな春の日、こぶたのパールは学校からの帰り道、森の中で「ものいうほね」を拾います。早く両親に見せたくて、花咲き乱れる小道を家へと急いでいると、運悪くおなかをすかせたきつねと出遭ってしまいます。きつねの隠れ家に連れ込まれ、夕食の材料にされようとしたその時、ものいうほねの口から意味不明のことばが出てきます・・・・。

前半はうららかな春の雰囲気がいっぱいののどかなお話・・・なのですが、後半は、パールはどうなるのか、ハラハラドキドキ。「ものいうほね」がどう活躍するのか、とても楽しめるお話です。

原書のタイトルは"THE AMAZING BONE" 英語のタイトルの方がわくわく感がありますよね。Coldecott Honor受賞作です。

The Amazing Bone Book The Amazing Bone

著者:William Steig
販売元:Farrar Straus & Giroux (J)
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(YL3,3くらい 1,652語)

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2009年3月20日 (金)

『はらぺこあおむし』

今日春分の日のグーグルのイラストが「はらぺこあおむし」バージョンでした。
Harapeko090320 とてもかわいらしくて、春らしくて思わず、息子たちを呼んで見せちゃいました(笑)。懐かしい思いに駆られ、絵本を出してきて久々に眺めてみました。

カラフルな絵本から、春のエネルギーをいっぱいもらったような気がします。

はらぺこあおむし Book はらぺこあおむし

著者:エリック=カール
販売元:偕成社
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我が家には、次男が2歳の頃に童話館ぶっくくらぶから配本としてやってきました。鮮やかな色彩と、子供の大好きな食べ物がたくさん出てきて、しかもあおむしが食べたとことには穴が開いているというしかけ(大人の指は入りませんが、子どもの指を入れるとちょうどあおむしが出入りしているようになるんですよ)があって、子どもにはとても楽しい絵本ですね。どれだけ繰り返し読まされたかわからないです。

そして、楽しいだけでなく、卵→幼虫→さなぎ→蝶 と変態していくことも子どもが自然に学べるところもすごいですね。

また、多くの子供たちに愛され(偕成社・世界中の「はらぺこあおむし」のページへ)、今までもボードブック、ミニサイズの絵本やぬりえ絵本など様々たタイプの絵本が出ていましたが、この絵本がアメリカで発売されて40年になるのを記念して最近ポップアップ絵本も発売されました。

ポップアップ はらぺこあおむし Book ポップアップ はらぺこあおむし

著者:エリック・カール
販売元:偕成社
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今日、偶然本屋で見かけたのですが、カバーがけされていて残念ながら中は見れませんでした。どんなしかけが工夫されているのか、見てみたいものです。

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2009年3月 4日 (水)

『おおはくちょうのそら』

春へ向かいつつある今頃に読むとよさそうな絵本を思い出したので、紹介します。おはなし会などで読まれるのもよいと思います。

おおはくちょうのそら (北の森から) Book おおはくちょうのそら (北の森から)

著者:手島 圭三郎
販売元:リブリオ出版
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北海道の湖のおおはくちょうたちは、春が近づき、北の国に帰るためいっせいに飛び立ちました。その中に、子どもが病気で出発できない6羽の家族がいました…。83年福武書店刊の再刊。 (「MARC」データベースより) 

図書館でずいぶん前に借りたきりで詳細は覚えていないのですが、その絵(版画)の美しさ、自然の厳しさや家族愛などの描写がすばらしく、とても印象深い絵本でした。小学校低学年あたりから大人までお薦めの絵本です。(この絵本は1988年、ニューヨークタイムズ紙選、世界の絵本ベストテンに選出されています。)

この「北の森から」のシリーズをはじめ、手島圭三郎氏の絵本は、命の尊さや生きることの厳しさとすばらしさなどをテーマとされているようです。地味ではあるけれど、こういう読み応えのある絵本を子どもたちに届けるのが、読み聞かせボランティアの役割のひとつかなと思います。

手島氏の絵本のリスト(表紙画像、内容紹介あり)は、リブリオ出版のHPでご覧になれます。図書館などで探してぜひ読んでみてください。皆様の’絵本ライフ’の参考になれば幸いです。

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2008年3月23日 (日)

『ぼくはあるいた まっすぐ まっすぐ』

幼稚園くらいのお子さん向きの春の絵本を思い出したので、簡単に紹介しておきますね。

Book ぼくはあるいたまっすぐまっすぐ

著者:マーガレット・ワイズ・ブラウン,坪井 郁美,林 明子
販売元:ペンギン社
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ぼくはあるいたまっすぐまっすぐ ぼくはあるいたまっすぐまっすぐ
販売元:子どもの本と木の玩具カシオペイア
子どもの本と木の玩具カシオペイアで詳細を確認する

おばあちゃんから男の子に一人で遊びにおいでと電話がかかってきます。まっすぐまっすぐ歩いていけばおばあちゃんの家に着くと教えられた男の子は、いろんなものに出合いながら田舎道をまっすぐまっすぐ歩いていきます。川も靴を脱いで渡り、丘も越えて・・・。

男の子と一緒にわくわくドキドキしながら、「初めての大冒険」を楽しめます。ストーリー的には季節はあまり関係ないのですが、林明子さんの絵の中には春の風景が広がっています。

童話館ぶっくくらぶで、長男が3歳の終わり頃に届いた絵本です。当時は繰り返し親子で楽しみました。(久しぶりに本棚から出してみたら、絵本がしみだらけになっていてちょっとショック・・・。思い出の絵本をしみなどから守る良い方法ってないものでしょうか??)

絵も大きく遠目も効くので幼稚園などでの読み聞かせにもいいと思います。幼稚園の子供たちに読んだことがありますが、反応もとてもよかったですよ。

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2007年3月13日 (火)

『はるにれ』

真冬に逆戻りしたような寒さが続いていますが、春が近づいてくると思い出す写真絵本を紹介します。

はるにれ Book はるにれ

著者:姉崎 一馬
販売元:福音館書店
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   (日本傑作絵本シリーズ) (4歳から)

   (絵本ナビでは中の写真がワンシーンですが、ご覧になれます。美しいです!姉崎氏はこの『はるにれ』で第29回サンケイ児童出版文化賞美術賞を受賞されています。)

北海道の草原に立つ一本の春楡の四季の姿を追った、ロングセラー写真絵本(『こどものとも』としての発行は1979年。絵本としては1981年発行)です。

とても存在感のある樹です。言葉は一切ない写真絵本ですけど、この樹が雄弁に語りかけてくるように感じるのです。

四季折々どの春楡も魅力的ですが、吹雪の冬を乗り越え、真っ白な草原が緑に変わり、すっくと立っている春楡を見ると、「春が来たぁ」という感じがして、このシーンが一番好きです。なので、わたしの中では、春の絵本なんです・・・。

転勤や転職、転居など新たなスタートを切られる方へのプレゼントにもいいんじゃないでしょうか。

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2006年4月14日 (金)

あくびが伝染する~ぅ

暖かくなってくると、なんだか眠気を誘われますね。今日ご紹介する絵本は、強烈なあくびのオンパレード。顎が外れないかと心配になるくらい。読んでいるうちにあなたにも、あくびがうつるかも(笑)。

あくび Book あくび

著者:飯野 和好,中川 ひろたか
販売元:文溪堂
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この表紙のあくびをご覧ください! 見事でしょ。でも、最初にあくびするのは、この子じゃないんです。最初にあくびをするのは、かば。アフリカの川(池かも)の中で、かば5頭が「フワー」と大あくび。それを見たキリンにあくびがうつり、それを見たゾウにあくびがうつり、次から次へと見事なあくびが伝染していきます。で、どうやってそのあくびがこの表紙の子にうつるのか、そこは中川さんのアイデアですね。オチをお楽しみに。

この絵本、わたしの中ではなんとなく春の絵本なんですけど、もちろんいつ読まれてもいいと思います。子供はこういう絵本、大好きですよ。あっという間に読めるし、ぜひ一度読んでみてください。

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2006年4月13日 (木)

『ワニぼうのこいのぼり』 ほのぼの系ワニくん絵本 2

端午の節句まで20日あまり。そろそろ鯉のぼりが空を泳ぎ始めるころですね。今日は楽しい鯉のぼりの絵本をご紹介します。ほのぼのしたワニ親子が主人公です。(ワニが主人公の絵本、ご紹介4冊目となります。)

ワニぼうのこいのぼり Book ワニぼうのこいのぼり

著者:高畠 純,内田 麟太郎
販売元:文溪堂

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ワニぼうのためにこいのぼりをお父さんが買ってきました。5月の空を気持ちよく泳ぐこいのぼりを見て、羨ましくなったワニのお父さん、「ワニのぼり」となります。やがてワニぼうもワニのぼりに・・・。気持ちよさそうに青空を泳ぐワニ親子(父母子)のほのぼのとした雰囲気がなんともいえません・・・。

平成15年度の青少年読書感想文全国コンクールの小学校低学年の課題図書でした。この絵本が、課題図書なんて、ちょっと驚き。子どもたちはどんな感想文を書いたのでしょう? どんな感想文なら、エライ先生方のお眼鏡にかなったのかしら(笑)?

そんなことはさておき^_^; ほのぼのしたワニ親子の世界を楽しんでください。ほんわかした気分になれますよ。

こいのぼり関連の絵本、ワニが主人公の絵本の記事を書かれたら、どんどんトラックバックしてくださいね。

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2006年4月11日 (火)

『ふしぎなたけのこ』

たけのこ掘りのシーズンになりました。この季節には、この絵本!

Book ふしぎなたけのこ 

著者:松野 正子,瀬川 康男
販売元:福音館書店

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   画像は福音館書店でご覧になれます。

★第1回ブラティスラヴァ世界絵本原画展(BIB)グランプリ受賞(1967年)作品

たけのこの伸びるエネルギーって、すごいですよね。でも、このおはなしのスケールは桁違い。昔話かと思ったけれど、松野さんのオリジナルだそうです。

たけのこ堀りに行った、たろの上着をかけたたけのこがぐぐっと伸び、慌ててたろはたけのこにしがみついた。たろがしがみついたまま、たけのこが伸びる伸びる。やがて・・・・。

文も絵も勢いがあり、すばらしく、映像を見ているかのように感じられます。ぜひ、この季節に楽しんでください。

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2006年3月31日 (金)

入学前にこの絵本

小学校入学前の親子ともにちょっと不安な時に、こんな絵本はいかがですか? 入学祝にも贈るのもいいと思います。

Book くんちゃんのはじめてのがっこう

著者:ドロシー・マリノ,まさき るりこ
販売元:ペンギン社
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初めての登校の朝、こぐまのくんちゃんは動物に話しかけながら、お母さんと一緒に意気揚々と学校へ出かけます。でも、お母さんは教室には入らず、帰ってしまい、くんちゃんは急に不安な気持ちに。教室では、上級生がすでに字や算数の勉強をしています。字も書けないし、計算もできない、くんちゃんは思わず教室から逃げ出してしまいました。でも、だいじょうぶ。先生がくんちゃんに出した課題は、「くんちゃん」の「く」で始まる言葉の絵を描くこと。これなら、くんちゃんにもできます。あくる朝、くんちゃんは、元気いっぱいに学校へ出かけていきました。

とても温かい雰囲気の絵本です。息子たちはお気に入りでよく読みました。子供の大好きな繰り返し話が2シーンも出てくるし、親しみやすく、入学前のお子さん(3、4歳から)でも、もちろん楽しめます。

黒と茶色の2色だけの地味な絵本なので、あまり書店で見かけることもないように思いますが、日本での初版は1982年。くんちゃんの絵本のシリーズは7冊あり、四半世紀近く密かに子供に愛され続けている絵本のようです。

学校は勉強するところだけれど、新一年生がいきなり勉強させられることはないですから、まずは学校に楽しく通えることが一番です。新一年生になる子供さんが、くんちゃんのように学校生活の順調なスタートを切れますように。

↓入学前の男の子が主人公のこんな絵本もあるのですが、今はもう販売されていないようです。図書館ででも探してみてください。

ビリーはもうすぐ1ねんせい
ローレンス・アンホールト文 / キャスリン・アンホールト絵 / 松野 正子訳
岩波書店 (1997.5)
この本は現在お取り扱いできません。

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