« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »

2009年2月

2009年2月22日 (日)

卒業前の子供たちに読む絵本・・・

前回の記事(誰のための学校での読み聞かせ?)に関連して、わたしが卒業を前にした6年生に読み聞かせするならどんな本を読むか、候補を考えてみました。わたしは実際には6年生を前に絵本を読んだことはないのですが、思いつくままに挙げてみます。子供たちの心に何か響けばよいなと、わたしの感覚で選んでみたものなので、実際にこれが適当かどうかはわかりませんが、餞(はなむけ)となるような絵本を探していらっしゃる方の参考となれば幸いです。

たいせつなこと (ほんやく絵本) Book たいせつなこと (ほんやく絵本)

著者:マーガレット・ワイズ ブラウン
販売元:フレーベル館
Amazon.co.jpで詳細を確認する

  内容は以前に書いた記事へ。

          *

book『めで あるく』 マーシャ・ブラウン/文と写真 谷川俊太郎/訳 佑学社

この絵本は現在販売されていないのですが、図書館などにはあると思います。ぜひ読んでみてください。(内容は、以前に書いた記事へ。)

          *

木 (こどものとも傑作集) Book 木 (こどものとも傑作集)

販売元:福音館書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

『おおきなかぶ』おおきなかぶ―ロシア民話(こどものとも絵本) (こどものとも傑作集 (26)) の画家としても知られる彫刻家の佐藤忠良が描いた力強い木のデッサンに詩人の木島始が文章をつけました。木の力強い歌が聞こえてきます。     

          *              

ルピナスさん―小さなおばあさんのお話 Book ルピナスさん―小さなおばあさんのお話

著者:バーバラ クーニー
販売元:ほるぷ出版
Amazon.co.jpで詳細を確認する

  内容は以前に書いた記事へ。

          *

めうしのジャスミン Book めうしのジャスミン

著者:ロジャー デュボアザン
販売元:童話館出版
Amazon.co.jpで詳細を確認する

  内容は以前に書いた記事へ。

          *

はるにれ (日本傑作絵本シリーズ) Book はるにれ (日本傑作絵本シリーズ)

著者:姉崎 一馬
販売元:福音館書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

北海道の草原に立つ一本の春楡の四季の姿を追った、ロングセラー写真絵本です。ことばは一切ありませんが、雄弁に木が語りかけてくれるように思います。(内容は以前に書いた記事へ。)

*     *     *

実際には、読み聞かせるクラスの状況、雰囲気などや、その時他にも読まれる方がいるなら似たような本にならないことなど考えなければならないことはいろいろあるかと思います。また時間が短いなら絵本にこだわることなく、詩やある本の一節を読むとかいろいろ工夫できると思います。読み聞かせの時間に、子どもたちに何か餞になるようなものを贈れたら素敵ですよね。

皆さんなら、卒業を前にした子供たちにどんな絵本を読まれますか? よかったらコメントやTBなどでお知らせください。

★人気blogランキング(絵本部門)に参加しています。このブログの記事がお役に立ったら、紹介している本に興味を持たれたら、ぜひ応援クリックお願いします。→人気blogランキング

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2009年2月19日 (木)

誰のための学校での読み聞かせ? 

なかなかブログを書くモードにならなくて久しぶりの更新となってしまいました。

(その間・・・確か13日だったかな?にブログのアクセス数が70,000を超えました。カウンターは目安というかこのブログの管理ページでのアクセス数とはまたかなり違うのでよくわかりませんが、やっぱり訪問数が増えていくのは励みになるというか嬉しいです。ありがとうございます。)

久々に何を書こうかと思ったのですが、このブログには学校での読み聞かせの本を探すために訪問してくださる方も多いので、ずっと気になりつつも書きそびれていた1年前の出来事を書くことにします。

去年の2月末か3月始めのこと。その日は6年生にとって、朝読の時間にある小学校最後の読み聞かせボランティア(児童の母親)による読み聞かせの日だったようですが、次男(当時小6)が帰宅早々、今日の読み聞かせは大型絵本による『ぐりとぐら』だったと憤慨しながら報告してくれました。

ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集) (こどものとも傑作集) Book ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集) (こどものとも傑作集)

著者:なかがわ りえこ
販売元:福音館書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

Book ぐりとぐら (こどものとも劇場)

著者:おおむら ゆり,なかがわ りえこ
販売元:福音館書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

(大型絵本は学校所蔵のものか記憶が定かでないのですが、大きくて見やすくて読み聞かせにはいい反面、8,000円以上もするため購入すると使わないともったいないというような事情も出てくるようです。)


常々、読み聞かせボランティアのお母さんたちが読んでくれる本には、不満でもっと高学年向けの本を読んでほしいといっていた次男なのですが、最後が『ぐりとぐら』で、ちょっとショックだったみたいでした・・・。

とはいえこれには訳があるようで、読み聞かせのあとでお母さんたち手作りのカップケーキが配られたのだそうです。ボランティアの方の中にお菓子作りの得意な方がいるようで、何か子どもたちにお菓子をプレゼントしたいということがあって、大きなカステラが出てくる『ぐりとぐら』の読み聞かせになったのではないかとわたしは推測したのですが・・・、でもこれって本末転倒というか、何のために学校でボランティアが読み聞かせをしているのだろう?って考えてしまいました。

子どもたちの数だけカップケーキを焼くのは大変だったろうし、そのことは次男もわかっていてありがたい事だとおいしくいただいたようですが、6年生に『ぐりとぐら』を教室で読むということは、やっぱり選書としては問題ありではないかと思います。

もちろん、小さい頃に親しんだ絵本を懐かしいという気持ちで聞いていた子もいたかもしれませんが、聞きたくなくても逃れられない教室で幼児向け絵本を読み聞かせされるなんて、納得いかない思いで聞いていた子もたくさんいたと思うのです。

そもそも何のための教室での読み聞かせなのか? 読書推進のため? あるいは子どもを楽しい気持ちにするため? どちらもありだと思いますが、このときの読み聞かせはボランティア側の自己満足のためだったような気がしてなりません。カップケーキをプレゼントすることがメインで、読み聞かせがおまけだったような・・・。

学校での読み聞かせがここ数年で急に盛んになり、読み聞かせボランティアの質の低さがいわれたりしていますが、皆さんは6年生に『ぐりとぐら』を読み聞かせるってどう思われますか? 

1年も前のことをあえて今頃になっても敢えて書いたのは、これほど極端な例でなくても似たような読み手側の自己満足的な読み聞かせは今もあちこちで行われているのではないかと思うことと、子どもの本に関心ある方にこの記事を読んで学校での読み聞かせに関して少し考えていただけたら・・・と思うからです。

以前、児童文学者の斉藤惇夫氏は講演で「こどものためにどんな本を選び、読んであげるかということは、結局絵本や物語を伝える側の人間としての豊かさの問題」だといわれていました。(斉藤敦夫氏講演会の過去記事へ。)

10分ほどの時間で高学年向けの本を読むこと自体無理があるし、高学年ともなればすごい読書家の子もいるので(全く本を読まないような子もいますが)、絵本を読み聞かせることが必要なことなのかどうかも疑問(高学年ともなればブックトークなどでお薦めの本を紹介する方がよいのかも)ですが、ボランティアは常にたくさんの子供の本を読み、読み聞かせの選書はじっくりしっかりとしてほしいなと思います。

なんだかエラそうなことを書いてしまいましたが・・・、学校での読み聞かせの時間は、読み手にとっても聞いている子供たちにとっても、有意義で幸せな時間であってほしいと思います。

★05年10月に聴いた赤木かん子氏の講演会の記事を先日このブログに載せました。読み聞かせボランティアをしている方には読んで参考にしていただければ幸いです。記事へ

★人気blogランキング(絵本部門)に参加しています。このブログの記事がお役に立ったら、紹介している本に興味を持たれたら、ぜひ応援クリックお願いします。→人気blogランキング

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2009年2月 8日 (日)

『松居直のすすめる50の絵本』

[読書メモ] 図書館の新着本にあったので、借りてみました。

Book 松居直のすすめる50の絵本―大人のための絵本入門

著者:松居 直
販売元:教文館
Amazon.co.jpで詳細を確認する

松居直のすすめる50の絵本 大人のための絵本入門  /松居直/著 [本]

数々の有名な絵本を編集者として世に送り出した著者の絵本ガイド。子どもと一緒に絵本を楽しむポイントなどを1冊につき2ページにコンパクトにまとめてあり、とても読みやすかったです。ご自身が子どもさんに読み聞かせをした時のエピソードなどもあり、親しみがもてました。

紹介されている絵本の大半が、息子たちが小さかった頃に読んだことがある絵本だったので、次男(中1)も懐かしそうにこの本を読んでいました。

追記:bk1にこの本に掲載されている絵本がまとめて紹介されているページがありました。表紙画像付きですので、ぜひご覧ください。ビーケーワン 絵本第一人者による50の絵本の紹介ページ

★人気blogランキング(絵本部門)に参加しています。このブログの記事がお役に立ったら、紹介している本に興味を持たれたら、ぜひ応援クリックお願いします。→人気blogランキング

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月 6日 (金)

MOE 09年3月号

MOE3月号は石井桃子特集なのでちょっと立ち読みしていこうと本屋に寄ったら、ほかの特集も充実していたので、迷わず買ってしまいました!

MOE (モエ) 2009年 03月号 [雑誌] MOE (モエ) 2009年 03月号 [雑誌]

販売元:楽天ブックス
楽天市場で詳細を確認する

石井さんの特集は読み応えがありました。石井桃子全作品リストは圧巻です。そしてその作品の8割くらいが現在も出版され続けていることに改めて石井作品の凄さを感じました。(関連過去記事08年4月3日:石井桃子さん訃報へ)

他にも、「絵本の草花手帖」や「タンタンの冒険旅行」シリーズのタンタンをはじめとする「絵本みたいな世界のかわいいコミック」、絵本作家長谷川義史さんへのインタビュー、唐紙ステンドクラスの特集など、とても魅力的でした。

内容など詳しくはMOE Webの最新号のページをご覧ください。

★人気blogランキング(絵本部門)に参加しています。このブログの記事がお役に立ったら、紹介している本に興味を持たれたら、ぜひ応援クリックお願いします。→人気blogランキング

| | コメント (3) | トラックバック (0)

« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »