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2009年1月19日 (月)

『はしれ、きかんしゃちからあし』

図書館の新着本から。

はしれ、きかんしゃちからあし (日本傑作絵本シリーズ) Book はしれ、きかんしゃちからあし (日本傑作絵本シリーズ)

著者:小風 さち 文 藍澤ミミ子 絵
販売元:福音館書店
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力もちの蒸気機関車「ちからあし」は働くことが喜びだったのに、戦争に巻き込まれ武器を運ばせられ、友達の機関車を空襲で失います。終戦時には疲れきっていましたが、人々の求めに応じて走り続け、人々の生きる力にもなりました。しかし時代は進み、蒸気機関車は都会を走れなくなりました・・・。ある日、ちからあしが向かった先は・・・・。

戦前、戦中、戦後と劇的な時代の変化を生き抜いた「ちからあし」。まるで人の一生のような・・・。30代半ばで木版画を始めたという藍澤ミミ子さん(1933年生まれ)の初めての絵本作品はとても力強くて、蒸気機関車への深い思いを感じました。子風さちさんの文章のうまさはもちろんですが、様々な場面での機関車の擬音語が巧みで情景がリアルに感じられました。

乗り物好きの男の子をはじめ、子どもには子供の、大人には大人の味わいのできる魅力的な絵本だと思います。

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