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2007年10月 7日 (日)

『やまなしもぎ』

梨の季節になったら記事を書こうと思いつつ、書くのが延び延びになってしまっていましたが・・・・昔話絵本を紹介します。

やまなしもぎ (日本傑作絵本シリーズ) Book やまなしもぎ (日本傑作絵本シリーズ)

著者:平野 直,太田 大八
販売元:福音館書店
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 (裏表紙によると 読んであげるなら:4歳から 自分で読むなら:小学校初級向き)

病気のお母さんが山梨を食べたいというので、長男が山梨もぎに行ったが戻ってこず・・・次に次男が行ったが戻って来ず・・・、ついに三男が行く番になりました・・・。

という繰り返しが3回出てくる昔話のパターンなのですが、方言で語られる昔話の面白さがよく伝わってくる絵本です。息子たちも「ゆけっちゃ かさかさ」「ゆくなっちゃ がさがさ」なんていうフレーズがお気に入りでした。

今回改めてこの絵本を読んでみて気付いたことは、長男が梨をもぎに行く場面はモノトーンに近い色合い、次男がもぎに行く場面は茶系統の色が付き、三男がもぎに行く場面ではずいぶんとカラフルになっていくんです。画家はいろいろと計算されているんですね。息子たちに読んでいた頃は、方言を読むのが難しく、文字にばかり目が行ってあまり絵を見ていなかったのだと思います。子供もいくら文字が読めても、大人に読んでもらってこそ絵本の世界を楽しめるということでしょうね。この絵本の太田さんの絵は、一見地味なんですけど、絵の中に引き付けられる感じがします。動物や人も動きが感じられるし、やっぱりうまいですよねえ・・・。

絵本の内容は、絵本ナビに詳しく載っているのでそちらもご覧になってみてください。

太田大八さんといえば、NHK「みんなのうた」で8月・9月に放送されていた「おはようのうた」での絵を描かれていましたが、なんとも元気が出る絵でした。今年90歳となられるそうですが、そのエネルギーには驚くばかりです。

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コメント

こんばんは(^^)
方言でつづられる絵本は読むのが難しいですね。
でもこういう昔話を読むのもいいですね(^^)
「おはようのうた」知ってます!!
90歳の方が描かれたんですね!
びっくりしました。
「おはようのうた」の絵好きだったので、今度いろいろ絵本も探してみたいと思います。

投稿: 杏&文’sママ | 2007年10月 7日 (日) 21時37分

杏&文’sママさん、こんばんは。
耳慣れない方言の絵本は、ちょっと読みにくいですよね。子供には新鮮だったりもするようですが。

「おはようのうた」、わたしも最初絵が「太田大八」とあるのを見てびっくりしました。
この絵本の絵とはずいぶん雰囲気が違いますもの。
うまい方はいろんな絵を描き分けられるんですよね~。
他にもいろんな絵本を描かれているので、ぜひいろいろ読んでみてくださいね。
それから、雑誌のインタビューなどで見た太田さんはGパンの似合うとってもダンディーな方でしたよ。

投稿: めーべる | 2007年10月 7日 (日) 22時43分

めーべるさん、おはようございます!
店頭に美味しそうな梨が並んでいますよね~♪

このお話、私も娘も大好きだったのですが、読んだことがあるのは別の絵本でした。
「なしとりきょうだい」「やまなし」だったかな…
こちらのは、絵がとっても良さそうですね。
早速借りてきて、言葉の表現の違いも楽しんでみたいと思います。

ボチッ(^^;)ゞ

投稿: はっぴぃマザー | 2007年10月 8日 (月) 10時10分

はっぴぃマザーさん、こんにちは。
応援クリックありがとうございます。
昔話って大人が思う以上に子供の心に響くみたいですね。
長く愛されている絵本のようなので、ぜひ読んでみてくださいね(^。^)

投稿: めーべる | 2007年10月 8日 (月) 14時14分

おひさしぶりです。
やまなしもぎ・・・このお話はほかにも違う作家さんで出版されていますけど、私も、太田大八さんの絵が一番しっくりくるような気がします。
たしかに読むのが難しいですよね~
私も自分ではあまり絵を見ずに読んでいるので、じっくり絵を見てみようと思います。

投稿: まつりか | 2007年10月11日 (木) 21時37分

まつりかさん、こんばんは。
コメント遅くなってごめんなさい。

方言は読みづらいけど、方言の方が語り継がれてきた昔話という感じがして、こどもにもなにかその土地の味が伝わるような気がします。

この頃は声に出して絵本を読む機会がないので、絵にばかり目が行きます(^^ゞ
絵と文と両方味わうのって、大人には難しいのかも^_^;
やっぱり子供の間にたくさん読んで貰うのがいいのでしょうね。

投稿: めーべる | 2007年10月13日 (土) 17時09分

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