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2007年2月 2日 (金)

『エリカ 奇跡のいのち』

最近出合い、感銘を受けた絵本です。

第2次大戦中のドイツで、奇跡的に生き延びた女性の話です。こんなことってあるのですねえ・・・。

エリカ 奇跡のいのち Book エリカ 奇跡のいのち

著者:ロベルト インノチェンティ,ルース・バンダー ジー
販売元:講談社
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表紙の写真のように、ユダヤ人は第2次大戦中、貨車に乗せられ強制収容所へ向かいました。この絵本の主人公のエリカの両親も当時生後2,3ヶ月の彼女とともに貨車に乗せられますが・・・、貨車のスピードが落ちたところで、両親は万に一つの可能性にかけ、ある行動に出るのです・・・。

お母さまは、じぶんは「死」にむかいながら、わたしを「生」にむかってなげたのです。(本文引用)

ナチスの非情さ、戦争の悲惨さを伝える本はたくさんありますが、この本はそれだけでないものを感じました。ぜひ大人にも子供にも読んでほしい絵本です。

ただ、本には「小学校中級~一般」というふうに対象が書かれているのですが、ナチスやユダヤ人強制収容所についての予備知識がないとこの絵本は理解しにくいと思います。親などが意識して戦争を伝えようとしている家庭では、小学生でも理解できるかと思いますが、一般的にはある程度歴史を学んだ中学生以上が向いているのではないかと思います。

また、セピア色の写真のような絵が中心で遠目は効かないし、絵だけのページ、文だけのページがあり、おはなし会等には向きません(自分が感動した本をすぐにお話会などで読みたがる方がいるので一言^_^;)が、中学生以上にはブックトークなどで紹介するのにいい絵本だと思います。

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コメント

こんばんは(^^)
明日いい天気だったら図書館で捜して見ます。
こちらで紹介されてれる絵本をうちの近くの図書館で探しても、ないことが多いんですよ~。
もっと大きい図書館に行けばいいんでしょうね(^^;
この絵本はあるといいなぁ。

投稿: 杏&文’sママ | 2007年2月 2日 (金) 22時38分

杏&文’sママさん、こんにちは。
今日は図書館にお出かけされたでしょうか。

地元の図書館にない場合は、リクエストされるといいですよ。
購入は無理でも、必ず他の図書館から借りてくれると思います(相互貸借制度)。

投稿: めーべる | 2007年2月 3日 (土) 13時26分

 初めまして、道徳のネタを探していてこちらにおじゃましました。
 この絵本(『エリカ 軌跡のいのち』)をつかった道徳の授業を考えています。
 道徳で使えそうな絵本はいつも探しているので、またおじゃまするかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします。

投稿: 今年は野武士 | 2009年7月 1日 (水) 01時19分

今年は野武士さん、はじめまして&ようこそ!
野武士さんのブログも拝見しました。
学校の先生のブログって、中学生の保護者の一人としてキョーミあります(^^)

紹介した絵本がお役に立つようで、嬉しいです。
どんな風な授業の展開になるのでしょうか?
よかったらまたそちらのブログでご紹介くださいね。

投稿: めーべる | 2009年7月 1日 (水) 22時32分

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