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2006年11月27日 (月)

『さるとかに』

柿のおいしい季節になりました。柿といえば、猿蟹合戦の昔話を思い出したりしませんか?

Book さるとかに

著者:神沢 利子,赤羽 末吉
販売元:銀河社
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表紙の画像はbk1でご覧になれます。

昔話さるかに合戦の絵本なら、これがイチオシと聞いたことがあります。

赤羽さんの絵のうまさはもちろんのこと、絵の割り振りというか場面展開もさすがだと思います。登場人物というか動物が、絵本の中から飛び出してきそうな勢いで描かれています。絵本自体も大きい方ですが、余分なものが描かれてなくすっきり、遠目が効き、お話会など大勢の読み聞かせにもいいと思います。

お話の筋も一般的に知られている猿蟹合戦とはちょっと違って、子蟹たちがきびを育ててきび団子を作り、親のあだ討ちに出かけます。きびだんごもらい仲間になる、はち、くり、牛のフン、うす。なんか桃太郎みたい・・・。(牛の糞が手を出してきびだんご受け取っている様子が描かれていて、思わず笑っちゃいました。)どこに伝わる昔話なんでしょうか? 昔話は地方によって少しずつ違うので、そこが魅力でもありますね。

図書館から借りてきた絵本の奥付を見ると、昭和49年が第1刷発行で、平成14年に第51刷発行。著者の当時の写真がそのまま載っています。神沢さん(1924年生まれ)が若い! 雑誌などで見かける最近の神沢さんも、とても若々しくて魅力的ですけど、長い間読まれ続けている絵本なんだなと実感もできる写真でした・・・。

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コメント

初めてコメントさせていただきます。TBありがとうございました。
ご推薦の「さるとかに」未読ですがこちらで拝見してとっても気になる絵本になりました。(牛の糞が手を出してきびだんご受け取っている様子…凄そうです;;)私のお薦めは岩波の「かにむかし」ややのんびり系、ほのぼのした味わいがあり、気に入ってます。
それでは、それでは~今後ともどうぞよろしくお願いします。

投稿: ruby | 2006年11月27日 (月) 13時13分

こんばんは(=^♀^=)/
牛の糞が手を出してきびだんご受け取るのですかぁ~それは気になる!!!笑っちゃいますね~♪♪
そして桃太郎に似ている感じが、頭の中があべこべになっちゃいそうですね~(;;^^)/でも絵本とは色んな話の組み合わせで何千もの話ができあがるので読んでる方も似ているけど違う話として認識するので楽しく長く読めるのかと思います。まぁ~ワタシの場合は絵本が好きなだけですけどねぇ~へへっ

投稿: ミヅポン | 2006年11月27日 (月) 17時26分

>rubyさん、ようこそ!
TBもありがとうございます。
岩波の『かにむかし』、これが一番有名でしょうか?
銀河社のものもまた違った味わいがあってよいと思います。ぜひ読んでみてください。
こちらこそよろしくお願いします!


>ミヅボンさん、こんばんは。
昔話は長い間、語り継がれているうちに、いろいろと話が混じってしまうのかもしれませんね。

>牛の糞が手を出してきびだんご受け取るのですかぁ
聞いて頭の中で想像していた世界を絵に表現するという作業もまた大変でもあり、楽しくもありという感じでしょうか・・・?
ぜひ読んでみてください。

投稿: めーべる | 2006年11月27日 (月) 20時52分

めーべるさん、おはようございます!
「さるとかに」読んでませんでした…
なんかとっても面白そうな猿蟹合戦ですね~♪
「かにむかし」は、何度も読んでいましたが…
老健施設での読み聞かせは、昔話がメインなので、この「さるとかに」を今度読んでみたいと思います。

遅ればせながら、「宿題バトン」…めーべるさんのコメントは流石ですね~♪
そちらで紹介されていた絵本も要チェックです(^_^)v

投稿: はっぴぃマザー | 2006年11月28日 (火) 09時28分

はっぴぃマザーさん、こんにちは。
『さるとかに』は古くからある絵本だけど、あまり知られていないのかも。
老健施設で楽しんでもらえるとわたしも嬉しいです。

宿題バトンで紹介した絵本、どれも絵がすばらしいのです。
原画で見てみたいです~。

投稿: めーべる | 2006年11月28日 (火) 13時45分

図書館で絵本を借りる時に、昔話を一つ借りるようにしてます。
私もこの絵本は読んだことないので、今度借りてみようと思います。
昔話って本によっても微妙に違ったりして面白いですよね!!

投稿: 杏&文’sママ | 2006年11月28日 (火) 23時40分

杏&文’sママさん、こんにちは。

>図書館で絵本を借りる時に、昔話を一つ借りるようにしてます。

いいですね(^。^)
昔話の中には生きる知恵がいっぱいなのだとか。
何かあったときに、小さい頃に聞いた昔話の知恵が生きてくることがあるのだそうです。
この絵本を始め、たくさんの楽しい昔話を親子で楽しんでください~!

投稿: めーべる | 2006年11月29日 (水) 12時21分

めーべるさん、おじゃまします♪
昔話って、すっごく奥が深いですねー。
たくさんの作家さんの手による作品がいろんな出版社から出ていて、お話も伝えられ方によって違うし^^
以前、メルヘンハウスの三輪さんの講演で、怠け者の『ももたろう』がいると知り、ビックリしましたことがありました。

創作絵本だけでも、まだまだこれから―なのに、来年は昔話の世界の勉強がしたいなーなんて思う今日この頃です。
まつりかさんの以前の記事で触発されちゃいました♪
良い刺激をたくさん受けて、ブログ始めてよかったなあ☆との想いを強くしています。

投稿: わかな | 2006年12月 2日 (土) 09時49分

わかなさん、こんばんは。
昔話は本当に奥が深いです・・・というか、本来は口で語られて、耳で聴くものです。なので、絵本は邪道といえば邪道なのかも^_^;
でも、今の子供には臼といっても、どんなものかもわからないかと思うので、絵本がないとイメージできない面もあるとは思いますが。
うまい語り手が語られる昔話は本当に心地よいですよ。
機会があればぜひ聞いてみてくださいね。

いろんなものに興味をもたれるのはいいことだと思います。
相乗効果もあると思いますよ。
昔話の勉強なら、小澤俊夫氏の昔話研究所なども覗いて見られるといいと思います。
http://www.ozawa-folktale.com/


投稿: めーべる | 2006年12月 2日 (土) 17時20分

めーべるさん、ありがとうございました!
↑早速覗いてみましたよー。
小沢さんの研究には注目していたのですが、ご本人のお顔を拝したのははじめてでした。

ブログを始めてから想うもう1つのことは、今のように身動きがとれなくなる以前に、もっともっとたくさんの講演や勉強会の機会に顔を出していればなぁーということです。
不妊症治療に明け暮れた日々を取り戻したいです(結局、奇跡的に自然妊娠したのですが、長男4年次男4年合計8年を費やしました)。
ま、人生に無駄なことはひとつもないんですよね。
仕事もち、幼い子もち、でも年齢だけは いっている自分でも、決して遅くないと信じま~~す♪

投稿: わかな | 2006年12月 4日 (月) 12時22分

わかなさん、こんにちは。
わたしも子供を授かるのに苦労したので、お気持ちわかります~。

今も小さいお子さんがいて講演会などもなかなか行けないですよね。
でも、絵本に関しては今や次男君が小学校へ入る頃あたりまでが、わかなさんの旬なのかもしれないです。
子供が大きくなると、家庭の中で日々自然に絵本を読むということはなくなってしまいますから、
絵本との出会い方もまた違ってきます。
なので、講演会や勉強会なども、何とか都合つけて今行かれるのが一番値打ちがあると思います。
行くのが無理なら、自分たちで(PTAや絵本好きな人のグループで)講演会、勉強会なども企画してしまうという手もありますよ~。
・・・なんて、ちょっぴり後悔しながら書いております(笑)。

投稿: めーべる | 2006年12月 5日 (火) 14時04分

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