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2006年11月 3日 (金)

『つきよのおんがくかい』

前回『もけらもけら』について書き、6月に『ドオン!』について書いているので、ジャズピアニスト・山下洋輔氏が話を書かれた絵本、残りの1作についてもご紹介しておきます。

つきよのおんがくかい Book つきよのおんがくかい

著者:柚木 沙弥郎,秦 好史郎,山下 洋輔
販売元:福音館書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

絵本の内容紹介は、アフィリに参加しているAmazonに掲載されている出版社からの内容紹介をそのまま引用させてもらいます(斜め文字部分)。

満月を見ようと、こうちゃんが山に登ると、むこうからクマがピアノをかついでやってきました。ウマがベースを、ネコがドラム、それにイヌがサックスをもってきて、「シャバタバ ドゥビドゥン」と楽しいセッションが始まりました。ウマがぶぶんぶ、ネコがスタタトン! クマがガンガン、とそれぞれソロをひきますが、イヌがドビドビドビ……と始めると止まらなくなってしまいました。こうちゃんは思わず飛び出して叫びました。「カンカン カカンカ カーン」やっと演奏が終わると、こうちゃんのうしろから大きな拍手がおこりました。山のうさぎたちがきいていたのです! 

山下洋輔さんの絵本第3弾です。今度は本領発揮のジャムセッション。ウイシャバドビ♪♪と楽しい音を次から次へとくり出します。それに染色家でもある柚木沙弥郎さんが元気でおおらかでユーモアあふれる素敵な絵を描いてくださいました。カンカン カカンカ カーンは南米の棒をたたく楽器の音とのことです。

この絵本のサブタイトルは”The Moon Light Jamsession”。1997年11月の満月の夜、宮崎県の山の中で行われた山下洋輔氏のジャズコンサートでの体験を下に書かれたとのこと。当日はウサギやタヌキも聴きに来ていたらしいです(笑)。

なんといっても擬音が楽しい絵本です!クマのピアノの音なんて「キャン キョン カリコレ カリコレ」。凡人には表現できないピアノの音です。ジャムセッションしているつもりで大きな声で楽しく読みましょう! 見て読んで楽しむ音楽会です。絵も味があるというか、ちょっと渋くてちょっと派手な不思議な色使い、魅力的です。この絵本を描かれた時、柚木氏は77歳(1922年生まれ)、とてもそんな風には思えない若々しさを感じる絵です。

柚木沙弥郎氏のHPで、この絵本の一部のページがご覧になれます。ぜひご覧になってみてください。

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コメント

わたしの見逃したこの番組内容を今回も詳しく記事にしてくれてどうもありがとうございます。嬉しいなあ。「もけらもけら」誕生秘話の記事もほほ~~っと感心して読んでいたんですけどね。今回はなんといっても柚木さんの年齢にびっくりです。わたしも勝手に若い方を想像していたもので。HPで長新太さんの、「つきよ~」の書評も粋ですよね。

投稿: まつりか | 2006年11月 3日 (金) 22時38分

まつりかさん、こんばんは。
記事がお役に立った様で嬉しいです!

が、わたしの書き方が悪かったのかもしれませんが、
この『つきよのおんがくかい』は、椎名さんの番組では、山下さんの絵本として表紙が映った程度で、番組では内容は触れられていないんですよ。
(3作品とも絵の作者とのしっかりしたコラボレーションだとは話されていたとは思いますが。)
わたしの好きなジャズピアニスト・山下洋輔さんの絵本なので、3冊とも紹介しておこうかなあって・・・^_^; (以前からHPには載せていたんですけれど。)

柚木さんも80歳を過ぎても毎年のように絵本を出されていて、すごい方ですよね(^。^)

投稿: めーべる | 2006年11月 4日 (土) 00時11分

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