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2006年3月 7日 (火)

長新太さん遺作絵本『ころころ にゃーん』

昨年6月に他界された長新太さんの遺作が、福音館書店の月刊雑誌「こどものとも0・1・2」2006年4月号 『ころころ にゃーん』として出版されました。(表紙の画像・内容は福音館書店のHPでご覧になれます。)ふだん赤ちゃん向けの雑誌である『こどものとも0・1・2』を購入することはないのですが、病と闘かいつつ、長さんが最後にどんな絵本を描かれたのか、とても気になり購入しました。この絵本の原画を描かれて10日後に長さんはお亡くなりになったそうです。

ショッキングピンクのペンで描かれた絵はとても力強く、死期が迫っていた方の絵とは思えません・・・。なぜ、ショッキングピンクなのかは凡人のわたしにはよくわかりませんけど、温かくて優しいまなざしの絵。お母さんネコと赤ちゃんネコがじゃれているお話なのですが、最後のオチがいいです。とはいえ、わたしの頭は固くてすぐにはこのオチが理解できませんでした(^^ゞ 次男はすぐに理解していましたが・・・。

ネコ親子に限らず、こういうスキンシップって大事ですね。子供が小さい間にたっぷりしておいた方がいいように思います。この絵本を読んだあと、お母さんもお父さんも子供も家族みんなで「ころころ にゃーん」とじゃれあえれば・・・というのが長さんのメッセージだったのかも。そんな姿を、天国から長さんがニコニコ眺めておられるのかもしれません。

ところで、長さんは『がんばれさるのさらんくん』で1958年に絵本デビューして以来、なんと400点もの作品を発表されたのだそうです。とても全部の作品を読むことはできないけれど、うちの息子たちは

キャベツくん Book キャベツくん

著者:長 新太
販売元:文研出版
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Book つきよのかいじゅう

著者:長 新太
販売元:佼成出版社
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なんじゃもんじゃ博士 ハラハラ編 Book なんじゃもんじゃ博士 ハラハラ編

著者:長 新太
販売元:福音館書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

などが好きでした。

そうそう、『ころころ にゃーん』のタイトルの元ネタであったであろうこの絵本↓も忘れてはいけませんね。

Book ごろごろにゃーん

著者:長 新太
販売元:福音館書店
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長新太さん、たくさんの楽しい絵本をありがとうございました。改めてご冥福をお祈りします。

長さんの絵本は、これからも子供たちの心の中で生き続けるのでしょうね。絵本作家って偉大です!

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コメント

こんばんは。

同じ絵を見ても、人によって受ける印象は違うものですね。
ぼくは「ころころ  にゃーん」を見て、最後の力を振り絞った長さんの姿が目に浮かび、思わず目頭が熱くなりました。
これは原稿としてはラフ原稿なので、長さんに余力がもう少し残っていれば、また別の形になっていたことでしょう。
でも、ずっと温めていたであろうタイトルと単純でナンセンスで暖かいモチーフがちゃんと遺作として絵本になったこと、心からうれしく思っています。

投稿: 海五郎 | 2006年3月 9日 (木) 01時40分

海五郎さん、こんにちは。
TBありがとうございました。

これ、ラフ原稿だったのですね・・・。
編集部だよりにも原画としか書かれていなかったので、知りませんでした。

「力強く」と言うのは、言いすぎだったかな。
ショッキングピンクが強烈だったもので・・・、そういうふうに捉えたのかも。

>最後の力を振り絞った長さんの姿が目に浮かび、思わず目頭が熱くなりました。

今日また絵本を読んでみると、海五郎さんのお気持ちもわかるように思いました。

長さんからの最後の贈り物のこの絵本。
大きくはなったけれどまだ甘えん坊の次男(10歳)と、「ころころにゃーん」と、今度じゃれてみようと思います。

投稿: めーべる | 2006年3月 9日 (木) 16時54分

めーべるさん こんばんは。

私もやっと手に入れました。
トラバいれさせていただきます。

「ちょっとええやん!」...ということは
めーべるさんも関西人ですか?

私も関西人ですよ〜(^-^)

投稿: kayo | 2006年3月12日 (日) 23時04分

kayoさん、こんにちは。
トラバ、ありがとうございます。
『ころころ にゃーん』ゲットおめでとうございます。
月刊誌だけに、売切れてしまったら・・・とあせりますよね。

>めーべるさんも関西人ですか?

ピンポーン!
結婚するまで大阪に住んでいました。
大阪離れてもう長いのですが、自分の意識の中ではいまだに「関西人」です。

こちらからも後ほどTBさせてもらいますね。

投稿: めーべる | 2006年3月13日 (月) 12時19分

初めまして。
本当に素敵なブログですね。
私も昨日ころころ にゃーんをUPしたので
TBさせていただきます。
でもうまくできるかな〜
この絵本,あったかくて大好きです。
また遊びに来ますね。
よかったらめーべるさんもぜひいらしてくださいね。

投稿: ともちゃん | 2006年3月23日 (木) 00時29分

ともちゃんさん、はじめまして&ようこそ!
トラックバック嬉しいです。
でも、残念ながら張られていないようです。
もう一度トライしていただけますか?

またお気軽にコメントしていってくださいね。
そちらにも伺います(^o^)/

投稿: めーべる | 2006年3月23日 (木) 20時50分

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» ころころ にゃーん [わくわく本]
ころころ にゃーん 長新太/作  福音館書店(月刊「こどものとも 0.1.2」2006年4月号)    いよいよ長新太さんの遺作となる「ころころ にゃーん」が書店に並びました。月刊誌ですから、長新太ファンは本屋さんへ走りましょう。  ぼくはすでにこの絵本の一部を見ていたのですが、あらためて「こどものとも 0.1.2」として世に出たものを手にして、言葉がありません。すごい絵本です。この作品を「月刊予約絵本」として出版することの是非が問われるぐらいに。  ころ ころ ころ ... [続きを読む]

受信: 2006年3月 9日 (木) 01時22分

» 「ころころ にゃーん」 [マトリョーシカな日々]
昨日、やっとこの絵本を手に入れました。発売日に買いそこない、その後新聞で紹介されたとかで売切店続出。絶対に欲しかったこの作品。無事に手に入れることができてよかったです。... [続きを読む]

受信: 2006年3月12日 (日) 22時46分

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