2009年7月 6日 (月)

「絵本について考える本」のページ

福音館書店のHPに「絵本について考える本」を特集したページが作られていました。

「子どもが絵本を楽しむことはわかっていても、実際にどんな絵本をどんな風に楽しむのかわからない……そんな方の手がかりになる実践的絵本ガイドから、さらに詳しい絵本論美術史として絵本をたどる本、そして絵本作家のエッセイまで、絵本にまつわる数々の本」(福音館書店のHPより引用)が紹介されています。前回の記事で紹介した『絵本のあるくらし』同様参考になる本がずらりと並んでいますので、ぜひ一度ご覧になってみてください。絵本について考える本のページへ。

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2009年7月 5日 (日)

お薦め絵本ガイド『絵本のあるくらし』

子どもたちが幼稚園のころに出会った絵本ガイド。読み聞かせの本を選ぶのに重宝しました。絶版になったと思っていたら、まだ販売中だとわかりました。

絵本のあるくらし Book 絵本のあるくらし

販売元:吉備人出版
Amazon.co.jpで詳細を確認する

岡山のプーさん文庫の10年間の活動の記録をもとにした絵本の手引書です。
「雨・かさ」「みのりの秋」といった季節に応じたものや「さんぽ」「パン」「愛」などどいったさまざまなテ−マで、456もの絵本を紹介しています。さまざまなテーマに沿って、よくもこんなにたくさんの本を集めたなあと感心してしまいます。10年の文庫活動の賜物ですね。
また、「ある日の読み聞かせ」として、その日の読み聞かせの進行のメモも載っていて、読み聞かせの会などの活動をしている人には強い味方になりそうです。
さらに、テ−マに応じた折り紙、手遊び、詩、なども載っていて、子供といっしょに楽しめそうです。
プーさん文庫活動のきっかけや、メンバーそれぞれの子どもと絵本とのかかわりなども、かかれていて興味深いです。子どもに与える「絵本の力」の大きさが実感できます。
絵本が大好きな人も、これから子どもに絵本を読もうと思っている人もぜひぜひ、手元に置いておきたい絵本ガイドだと思います。
 

(上記の紹介文は2000年9月に某ネット書店の書評に投稿したものです。)

例えば、7月のテーマは、「たなばた・星」「川・海・泳ぐ」、8月のテーマは「おばけ」「いのちと平和」。おはなし会の絵本選びには参考になることが多いと思います。

この本に限らず、読み聞かせボランティアをなさっている方は、こういう絵本ガイドをぜひ手元に1冊は置いておかれることをお勧めします。(たとえば、以前にはこんな絵本ガイドを紹介しています。記事へ。)

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2009年7月 3日 (金)

『めでたし めでたしからはじまる絵本』

久しぶりに笑える絵本に出合いました。

めでたしめでたしからはじまる絵本 Book めでたしめでたしからはじまる絵本

著者:デイヴィッド ラロシェル
販売元:あすなろ書房
Amazon.co.jpで詳細を確認する

原書のタイトルは"THE END"。1ページ目で「騎士とお姫様は結婚して、すえながく幸せにくらしましたとさ」と、おはなしが終わっているんです。で、「どうして、ふたりが結婚して、すえながく幸せにくらすことになったのかというと・・・」という風に次のページへと繋がり、ページをめくれば思わぬ展開! 昔話を、おしまいからさかのぼるパロディ絵本です。

昔話の元ネタがわかっていればもっと楽しめるのかともうのですが、残念ながら全部はわかりません。それでも、想像のつかない展開はかなりショーゲキ。中学生の次男は声を出して大笑いしていましたし、高校生の長男はにやっと笑いながら読んでいました。

小学生向けのおはなし会などではたぶんウケルと思います。ただし、2度目に読むと1度目に感じたほどの面白さは感じないような・・・。まあ、一度は読んでみて損はないかなって感じです。

2007年度ゴールデン・カイト賞絵本部門銀賞受賞作だそうです。

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2009年6月22日 (月)

『っぽい』 他

5月29日のNHKラジオ「ラジオビタミン」柳田邦夫さんが紹介されていた絵本を予約していたら、ようやく図書館で借りることができました。

っぽい Book っぽい

著者:ピーター・レイノルズ
販売元:主婦の友社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

絵を書くことが大好きなラモン。一日中、どこででも絵を描いていた。でも、あるときお兄ちゃんが、ラモンの絵が全然ホンモノに似ていないとケチをつけた。すっかり自信をなくして絵を描くことをやめたラモン。でも、ラモンの絵が好きという妹のことばにハッと気付いた。「っぽい」絵でもいいのだと。気持ちが伝わればいいのだと。

高学年、中高生、大人向けの絵本でしょうね。読んだ人の状況によってはすごく気持ちが楽になれる絵本かも。柳田さんはこの種のメッセージ絵本を紹介されることが多いですね。柳田さんが出演される時のタイトルが「大人も絵本」なので、当然そういう選択なのかな?とは思うのですが・・・。

同じときに紹介されていたメッセージ絵本をもう1冊載せておきます。

きずついたつばさをなおすには (児童図書館・絵本の部屋) Book きずついたつばさをなおすには (児童図書館・絵本の部屋)

著者:ボブ グラハム
販売元:評論社
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メッセージ絵本としてはいいのかもしれませんが、最初の方でなんとなくストーリーがわかってしまって、絵本としてはわたしは物足りなかったです・・・。

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2009年6月18日 (木)

雨上がりのしずくの世界

0906111727cm 本日「気まぐれ写真館」オープン! わたしが撮った身近な自然を掲載したもうひとつのブログ、「空、ええやん。」からの1枚です。

画像は先週撮った、コレオプシス ムーンビーム というキク科の植物の蕾についたしずくです。周りの世界が映って素敵でしょう? (画像をクリックして大きくしてご覧くださいね。) よかったら、「空、ええやん。」もご覧になってください。 水滴ばかり掲載した水玉というカテゴリーもあります。

わたしが水滴の世界に惹かれるようになったきっかけは、度々紹介していますがこちらの写真絵本です。今森さんの写真には遠く及びませんが、雨あがりの庭で水滴を覗き込むのがわたしのささやかな楽しみです♪

みずたまレンズ (かがくのとも傑作集 どきどきしぜん) Book みずたまレンズ (かがくのとも傑作集 どきどきしぜん)

著者:今森 光彦
販売元:福音館書店
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『地球がもし100cmの球だったら』

書きたいことはいろいろあるのに、PCにゆっくり向かう間がないまま日が過ぎていくこの頃・・・^_^;

さて、6月は環境月間だそうです。環境問題を取り上げた絵本もいろいろ出版されつつありますが、地球がもし直径100センチの球だったらと考えることで、今地球におきている様々な問題を考えるきっかけを与えてくれるのがこの本です。

地球がもし100cmの球だったら Book 地球がもし100cmの球だったら

著者:永井 智哉
販売元:世界文化社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

地球がもし100cmの球だとしたら、地球全体の水は660ccで、淡水は17ccで(凍っているのもあるので)飲める水はわずか5ccだそうです! わずか5ccの水が地球を循環して生物の命を支えているのですね・・・。

わたしがこの本を知ったのは、4年前の椎名誠氏の講演会でした。辺境の地を冒険されることの多い椎名氏は、環境の変化を身近に感じられているようで、講演会で必ずこの本を紹介しているとのことでした。全てにルビが振られているし、絵も多く、小学高学年あたりから読める本だと思います。

05年8月の椎名誠氏の講演会の様子も当時の日付で掲載しました。よかったら、お読みください。記事へ。 (ちなみに椎名氏はかなりの絵本好きでいらっしゃいます。椎名氏に関わる絵本の記事もこの講演会の記事にはリンクを張ってあります。)

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2009年6月10日 (水)

『・・・生きるための科学常識』

[読書メモ] 図書館の新着本の中から借りてみました。

これだけは知っておきたい 生きるための科学常識 Book これだけは知っておきたい 生きるための科学常識

著者:池田 圭一,桑嶋 幹
販売元:東京書籍
Amazon.co.jpで詳細を確認する

水や空気や食品、化粧品、電磁波など、身の回りに関することも企業やマスメディアに「洗脳」されてばかり。何が正しいのか、自分で考え読み解く科学常識も必要。一度は読んでおいておくとよい本だと思う。

関連リンク:独立行政法人 国立健康・栄養研究所 「健康食品」の安全性・有効性情報 へ

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2009年6月 3日 (水)

6月にお薦めの絵本

6月になりました。6月に読む絵本をお探しの方が多いようなので、すでに記事にしているもの中心に紹介してみます。

まず、歯の衛生週間から歯にまつわる絵本を紹介します。

 歯いしゃのチュー先生 歯いしゃのチュー先生
販売元:セブンアンドワイ
セブンアンドワイで詳細を確認する

本の内容は以前に書いた記事へ。

他にも歯にまつわる絵本を数冊をこちらの記事で紹介しています。

6月10日の時の記念日に因んで、時間に関係する絵本もどうでしょうか?

 メアリー・アリス・いまなんじ? メアリー・アリス・いまなんじ?
販売元:セブンアンドワイ
セブンアンドワイで詳細を確認する

本の内容は以前に書いた記事へ。

チキチキチキチキいそいでいそいで (あかね創作えほん) Book チキチキチキチキいそいでいそいで (あかね創作えほん)

著者:角野 栄子
販売元:あかね書房
Amazon.co.jpで詳細を確認する

本の内容は以前に書いた記事へ。

時計つくりのジョニー Book 時計つくりのジョニー

著者:エドワード アーディゾーニ
販売元:こぐま社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ジョニーは手先が器用で物を作るのが大好きな男の子。そのジョニーが大時計を自分自身の手で作ってみることに挑戦。努力と忍耐で自分自身の夢をかなえたジョニーのおはなしです。

写真絵本としては、こちら↓がお薦めです。

みずたまレンズ (かがくのとも傑作集 どきどきしぜん) Book みずたまレンズ (かがくのとも傑作集 どきどきしぜん)

著者:今森 光彦
販売元:福音館書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

雨あがりのこんな小さな水滴の中に素敵な世界があることをご存知ですか?
本の内容は、「かがくのとも」のみでハードカバーでまだ発売されてないころに書いた記事がありますので、そちらをご覧ください。記事へ。

雨や水にまつわる絵本はたくさんあるのですが、今回はこの辺で・・・。

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2009年5月27日 (水)

お薦め小学国語辞典

息子たちが9年間愛用した『下村式小学国語学習辞典』を知り合いのお子さんにもらっていただけることになったので、差し上げる前にちょこっと書いておきまーす。参考になさってください。

下村式 小学国語学習辞典 Book 下村式 小学国語学習辞典

著者:下村 昇
販売元:偕成社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

わたしが小学生向け国語辞典を買おうと思ったのは、子供にことばの意味を聞かれた時にどういう風に説明すれば子供にわかりやすいのかがわからなかったので、参考にしようと、長男の入学時に購入しました。この辞書にしたのは、ずっと絵本の配本を受けていた童話館のお薦めリストにあったからです。

童話館の紹介文には
「ことばの意味を調べるだけでなく、すすんで勉強しようとする、子供の学習意欲を育てる工夫が凝らされている国語辞典。2万5千の見出し語のそれぞれに身近な用例がたくさんのっているので、読書や作文の役に立ちます。見やすい大活字で、総ふりがなつき。小学1年生から使えます。」とあります。

他の国語辞書との具体的な比較はもう記憶にないのですが、学校が斡旋してきたキャラクター付きの辞書はとても物足りなさを感じた覚えがあります。

改めて中を見てみたら、あちこちに「使い方の違い」というコーナーが載っていて、例えば「固い・堅い・硬い」、「好評・高評」などの違いなどが詳しく解説されています。大人でも勉強になります^_^; 小学校で習う漢字には書き順も載っています。

長男が1年生の時には、わからないことばがあると一緒に辞書を引いて、こうやってことばは調べるんだよということを自然に伝えました。長男が2年生になった時にはあいうえお順にもずいぶん慣れたので、辞書の引き方を教えました。最初は時間がかかりましたが、すぐにサクサク引けるようになりました。その後はわからないことばがあると、自分でよく引いて調べていました。こうなればいちいち親に聞かなくて済むので親子共に便利です(笑)。あとは何か聞いてきても「辞書引けば~?」で、OKです(^^)v

学校で辞書を使い始めるのは3年生です(今もかな??)が、そのころには長男はとても早く引けるようになっていました。普段はスローペースなことの多かった長男が学校の授業で先生に褒めてもらえて、とても自信がついたようです。3年の時の担任はとても厳しい雰囲気の先生だったのですが、親のわたしも家庭学習がよく行き届いていると褒めていただけました(笑)。

次男にも同じように、2年生になったら辞書の引き方を教えました。次男は友達に「○○って何?」と聞かれて友達にも「辞書引けばー?」といっていたようですが、そうしたら友達に「辞書って何?」とまた聞かれるらしく、「みんなの家では辞書引かないのかなあ?」ととても不思議がっていました・・・。

我が家はみんな辞書魔で、何か疑問に思うと電子辞書を引いていますが、こういう家庭の雰囲気は、学力向上などには悪くないのかもしれません。今日の朝日新聞にベネッセの調査で親の行動と子供の学力には強い関連があるとの結果が報告されていました(記事へ)。辞書引き学習法なるものが最近は流行っているようですが、普段から親子で辞書に親しむのも悪くないんじゃないでしょうか。

参考までに・・・息子たちは漢和辞典はこちらを使っていました。

下村式 小学漢字学習辞典 Book 下村式 小学漢字学習辞典

著者:下村 昇
販売元:偕成社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2009年5月19日 (火)

現代子どもの本事情

図書館の新着本の案内にあったので、借りてみました。

子どもに本を買ってあげる前に読む本―現代子どもの本事情 Book 子どもに本を買ってあげる前に読む本―現代子どもの本事情

著者:赤木 かん子
販売元:ポプラ社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

おとなが面白いと思う本が、子どもたちには面白くなくなってきているのです。どんどん変わる本の世界を、常に子どもの本をウォッチングしてきた著者が案内します。全国の学校図書館を改装してきた達人が教える子どもの本の選び方。内容(「BOOK」データベースより)

もう「ヘエー」がいっぱいでした。(わが息子たちの本の好みと照らし合わせて納得することしきり。)10年かけてようやく2008年に完結した『ハリー・ポッター』ですら、もう今の小学生は魅力を感じないのだそうです。子どもに関わる方、子供の本に関わる方には、一度は読んでおいてほしい「かん子節」炸裂の本です。

2005年11月に書いた赤木かん子氏の講演会の報告記事とも重なる部分もあるので、参考になさってください。記事へ。

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